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□八男 ページ20





辰哉side






今日は弟たちの学校がお休みの休日。もちろん学校で勤務している俺も休み。だからゆっくり寝たいところだけど…



蓮「たっちゃんおはよお」

辰「……ん〜…れん、おはよ〜」

蓮「くふっ」



小さな声で挨拶をするおチビに挨拶を返すと、嬉しそうに笑う。赤ちゃんの頃から変わらない可愛らしい笑顔は朝からとんでもなく癒される。

…そうか。昨日は俺の部屋で一緒に寝たんだった。普段は康二と一緒に寝ている蓮。昨日まで康二がテスト期間で遅くまで勉強するからって蓮を引き取ったんだった



辰「よく眠れた?」

蓮「うん!ふわふわのわんちゃんのゆめみた」

辰「蓮はわんちゃん好きだね〜」



丸っこい小さな頭を撫でて、蓮と手を繋いでリビングへ向かう。甘い匂いがしてきて蓮は目を輝かせながら繋いだ手をグイグイと引っ張った



涼「おはよう、兄さん。蓮」

亮「おはよ〜」

辰「はよ〜」

蓮「りょたくんっりょーへいくんっおはよお!」

亮「ふふ、おはよう」

蓮「ぱんけーき!?」

涼「そうだよ〜、蓮好きでしょ?」



ふわぁ〜なんて声を出してふわふわのパンケーキに夢中な蓮。座ればいいもののずっと立って眺めているもんだから涼太と、一足先に食べている亮平と思わず笑ってしまう。

座んなさいって蓮を抱き抱えて椅子に座らせた



亮「メープル?チョコ?」

蓮「んーっと、んーと…」

辰「あははは!迷ってる迷ってる」

蓮「んん…どしよ〜えらべなぁい〜」

亮「可愛いなあ」

涼「じゃあ、半分にしてどっちもかけたら?」

辰「お、涼太ナイスアイディア!」



涼太の素晴らしいアイディアにピンと来てない蓮は、きょとんとした顔で俺を見る。

まずは蓮の分のパンケーキを半分にして片方にメープルシロップを、もう片方にチョコソースをかけてやると再び目をキラキラさせた



蓮「しゅご〜〜いっ!」

涼「こんなんで喜んでくれるなら毎日作っちゃうな…」

大「甘い匂いするって思ったらパンケーキだ!!」

亮「あ、大介兄さんおはよう」

蓮「ん〜〜っ!」

大「蓮、大ちゃんにおはようは?」

辰「今パンケーキに夢中なのよ」



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淘蒼toa - 私Snow Manのシェアハウス系大好きなのでこの作品みたいにリアルな兄弟っていうシチュエーションがいいですね!投稿頑張ってください!応援してます! (2022年2月28日 11時) (レス) @page21 id: 9ce243e034 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めぇ | 作成日時:2022年2月13日 20時

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