[実況者]蟹は幼女と暮らしているらしい【レトルト】 (ページ7)

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３７．はやめのねページ7

視点【キヨ】

髪をまとめて、ポニーテールにしてやりながら悠の話を聞く｡
いや、なんだろう｡
あの人形の時すごくふざけてたけど、これは楽しいものだ｡

貴『なんで、自分に？』

キ『まあ、少し早めの誕生日プレゼント的な？……おし、完成｡どうだ？うまいだろ？』

店の鏡に連れていくと、『凄いですね｡器用です』と褒めてくれた｡
『誕生日プレゼント、嬉しいです』と言ってくれて良かった｡
『似合ってるかな？』とちょっと冗談まじりに聞いてくるから、『似合ってますよ、お姫様』なんて言ってやると、『ふむ、当然だな』と冗談で返ってきた｡

..｡o○☆○o。.... ｡o○☆○o｡..

車のキーをとって、車の方に行く｡
最俺ハウスの方になくて良かった｡
取りに行くのが面倒だから｡

助手席に悠ちゃんを座らせてバックすると、悠ちゃんは『できるのか』と凄く驚いたみたいに言ってきた｡

キ『できるよ！大丈夫！事故らないから』

貴『不安だ…』

ジト目で言ってくるから、拗ねてやると、『はいはい、信じますよ』と適当な感じで返ってきたから、『適当』と言ってみた｡

『全く、早苗さんは甘えてくるね｡ちゃんと信じてるよ』とちゃんと返ってきたので『それでよし』と言うと、『私より子供みたいで可愛いな』と言ってきたので、『子どもじゃないですー｡大人ですー』と唇を尖らせて言うと、『はいはい』とあしらわれた｡