〜第六滑走〜 ページ8
ヴィ「...俺と勇利はAの赤ちゃんの頃を知らない
んだよ...。」
A「.....は?ど、どういうことよ?」
俯きながらいつものパーパからは信じられないくら
いの暗いトーンの声で話し始めた。
ヴィ「今言った通りさ。家の近所に孤児院があるだ
ろう?Aは俺たちがそこから引き取った子供なん
だよ。」
.........嘘だ。嘘だって言ってよ!
でも、そう言われると私とパーパたちとの違いが明
確になってくる。パーパやマーマやユーラチカとは
全く違う髪の色。目の色だって違う。
なりより.....スケートの上手さだって違う.......。
今までは練習不足なんだって思って一生懸命練習し
てたのに、パーパの言葉でわかったよ。これは、私
は、練習不足なんじゃない。パーパやマーマに才能
があったからユーラチカに受け継がれた。血が繋が
っていないから私にスケートの才能が無かっただけ
なんだ。
私は、パーパやマーマやユーラチカと血が繋がって
いないからスケートの才能だってない。それに孤児
院にいたって事は、産んだ親は私が産まれることを
望んでいなかったんでしょう?
こんな下手なスケートをしてリビングレジェンドや
日本のエースやロシアの妖精の名を汚すくらいなら
スケートなんて...辞めてしまおう。
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みぃ(プロフ) - 天ノ弱な月猫様 ありがとうございます!これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします(^^) (2017年7月11日 7時) (レス) id: 27af9849e7 (このIDを非表示/違反報告)
天ノ弱な月猫(プロフ) - すごく面白いです!気に入りました!更新待ってます! (2017年6月24日 10時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - ヲタク様 読んで頂きありがとうございます。初めたばかりなのでわからないことだらけです...。ご愛読、ご指摘ありがとうございました! (2017年4月5日 17時) (レス) id: 27af9849e7 (このIDを非表示/違反報告)
ヲタク様(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます! 一ついいですか?オリフラはずした方がいいですよ。 (2017年4月5日 17時) (レス) id: 12cd453bfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃ | 作成日時:2017年4月4日 0時