TWICEの14歳マンネちゃん5

ハグ ページ39

舞台袖で待機していると繋いでいる手にギュッと一瞬力が入ったのを感じた

だけどAを見ても何ともなさそうな表情をしている


ジョンヨン｢緊張してるの??｣

A｢ううん、、｣

ジョンヨン｢どうしたの??｣

　


MC『次はTWICEです！』



出番が来て舞台に上がる途中

A｢…オンニ、耳って塞いだらダメだったのかな、｣


そう言いながら手が離れて曲が始まった。


ステージ中もAが気になって目で追いかけていた



ステージが終わると直ぐにAを捕まえた



ジョンヨン｢…何でそう思ったの??｣

そう聞くと

会場のスタッフさん達が話していたのが聞こえたらしい。

ジョンヨン｢…サイレンの音だよね。大丈夫。｣


私がAを抱き締めるとサナが近寄ってきた


サナ｢Aジョンヨンに虐められたん？｣


ジョンヨン｢そんな訳ないでしょ〜｣


サナ｢A大丈夫??｣


A｢…うんっ｣



サナside


舞台中どうやらいつものAと動きが違う


表情もぎこちないし、、

あの事知っちゃったのかな、、




サナ｢A大丈夫。メンバーも皆分かってるよ。｣


A｢おんにっ…｣



そう言って抱きついてきた。



普段自分から来ないこの子が自分から来るなんて珍しくて愛おしい。

だけど今は不安を取り除いてあげないといけない





Aが要らないと思うくらいの愛を注ぎながら抱きつく



A｢私サナオンニのハグがないと元気でないみたい｣



ハグをしながらそんなことを呟くA



サナ｢ふふっ☺️何回でもハグしてあげる。｣


A｢何回でも??｣


サナ｢うん。何回でも。だからしんどい時でも幸せな時でも何でもない時でもいつでもいいからサナのところおいでね。｣


A｢そしたらオンニがハグしてくれる??｣


サナ｢当たり前でしょ〜☺️｣



そう言うと微笑んで笑ってくれた



ずっと不安そうなそんな顔をしていたAを笑顔にすることが出来た



ジョンヨン｢A可愛い〜💕｣


ジヒョ｢サナも嬉しそうな顔してる｣


サナ｢だってハグでこんなに幸せそうな顔するから〜｣


エンディングステージまでハグしていたかったけどマイクの音量調節に呼ばれたAと離れてしまった



エンディングステージの出番になりステージにあがる


私とは逆の端にいるAを気にかける


歌の最中は大丈夫そうだったけれど
最後で爆竹が鳴り思わずAの方を見た

口角→←塞ぐ

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