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koji side .
康「…うわぁ 、やってもーた 」
ふと 目が覚めて 、
重い体を起こして 時計を見ると 、
夜中 ３時 。
俺は リビングのソファで 、
寝てしまったらしい 。
記憶 あんまりないけど 、
リビングの あちこちに
転がってるみんなを見れば 、
相当 飲んだんやなって 、わかる。
真っ暗な リビングに 、
キッチンにだけ 、明かりがついてた 。
ゆっくり立ちあがって
そっちを見ると 、
パジャマ姿の Aちゃんが おった 。
喉 乾いて 、目覚めたんやろな 。
水が入った ペットボトルの
キャップを開けるのに 、苦戦しとった 。
康「…あけよか ？」
驚かせんように 、なるべく
そーっと近づいて 、声をかけたけど 、
俺を見て 、かたまってる Aちゃん 。
また 、その顔や …
最初に会ったときと同じ 、
怯えるような 悲しそうな 、
泣きそうな 目 。
その表情 見ると 、
Aちゃんの 、
切なさが 伝わってきて
なんか俺まで 、悲しくなってくる 。
康「ごめんな ？びっくりさせてもうたな 、
…それ 、俺 開けたるで ？」
Aちゃんが 抱えてる
ペットボトルに そっと手を伸ばすと 、
じっと考え込むように 俯いてから 、
ゆっくりこっちに 渡してきた 。
康「はい どーぞ 、
乾燥してるから 、喉 乾くよなぁ…
…じゃあ 、おやすみな ？」
あんまり 話しても
怖がらせてまう思って 、
リビングに戻ろうと 背を向けた時 、
康「…ん ？ どしたん ？」
「っ…」
服の裾を 引っ張られて 、
振り返ると 、
Aちゃんが なんか言いたげに 、
俺を 見つめてた 。
康「…どないしたぁ ？」
「(…あ ー、と…)」
康「...ん ？ありがと って 、
言うてくれたん ？」
Aちゃんの口が 、なんとなく
そう動いたような気がして 、
聞き返したら 、うんって 頷いてん 。
康「ふふっ 、もちろんやで！」
相変わらず 、
表情はがちがち やったけど、
Aちゃんが 、俺に話しかけようと
頑張ってくれたんが 、
ほんまに 嬉しかった 。
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ところてん - 心がほっこりした！こんな優しいお兄ちゃん達がいたら良いなと思った！ (2022年4月18日 16時) (
レス) @page41 id: 357c2b6fe5 (このIDを非表示/違反報告)
もぷこ(プロフ) - 初めまして！パスワード教えて頂きたいです。宜しくお願い致します。 (2021年3月10日 21時) (レス) id: 837879fbcf (このIDを非表示/違反報告)
mikarin(プロフ) - 初めまして！パスワード教えて欲しいです！よろしくお願いします！ (2021年3月10日 20時) (レス) id: 159fbcf93b (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - jさん» 嬉しいコメントありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願いします^ ^ (2021年3月10日 17時) (レス) id: 1b957a7a62 (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - このお話、大好きです。続き楽しみにしてます！ (2021年2月25日 10時) (レス) id: 58dabea572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るん | 作成日時：2021年1月17日 1時
