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hikaru side


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照「ふっかー?...あ、ここにいた」









Aの様子を 見に行ったきり、

なかなか戻ってこない ふっか。









部屋を覗くと、ベッドの上で、

ふっかに抱えられて、
泣いてるAがいた。









深「ちょっとねー、限界きちゃったみたい」









ふっかの膝の上に座って、
胸に ぴたっと顔を寄せて泣くAを、






包み込むように 抱きしめて、

頭を撫でて、宥めてる。









深「A〜

照 きてくれたよ?いく?」









照「A、おいで」









ふっかに 声をかけられて、
こっちを見た A。






手を 伸ばしてきたから、

そのまま 抱き上げる。









深「堪えてたもんが、あふれちゃったね」









照「よしよし、悲しかったよな」









子どもみたいに泣くAを

ゆらゆらしながら、ひたすら宥める。









「ふぇっ..ん、..まぁっ...、」









照「んー?」









「まま」って、口をぱくぱく
動かして、繰り返すA。









A自身も、パニックで
わけわかってなさそうだし、


いま 下に降ろしたら、たぶん
外出ていっちゃうんじゃないかと思う。









「やっ、んんー..」









照「A?リビング行こうか、

みんな いるよ」









Aを抱いたまま、リビングに連れて行く。




俺とふっかと 三人で
部屋にこもってるよりも、


気が 紛れると思って。









.









佐「おっ、A!

お風呂あがったんだね、おつかれ〜」









舘「体 冷えてない?大丈夫?」









リビングの扉を開けると、みんなが
Aに 声をかけてくれるけど、





本人は、心ここにあらず状態で、

じりじりと 玄関の方に、
向かおうとする。









けど、

いま 母親のところに
行かせるわけには いかないから、









照「A、だれんとこ行く?

ほら今なら 選び放題だ〜」









意識を逸らすように、そう聞いてみたら、

ちいさい口が「めめ...」って、動いた。









佐「おい、めめ いいなぁ!指名かよ〜」









目「Aちゃん、おいで?」









目黒の腕に、収まるA。









「んんっ..!」









目「よいしょっと、よしよし」









ちょいちょい、

玄関のほうに行こうと
膝から 下りようとするのを、




目黒が やんわり阻止しながら、
宥めてくれてる。

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ところてん - 心がほっこりした!こんな優しいお兄ちゃん達がいたら良いなと思った! (2022年4月18日 16時) (レス) @page41 id: 357c2b6fe5 (このIDを非表示/違反報告)
もぷこ(プロフ) - 初めまして!パスワード教えて頂きたいです。宜しくお願い致します。 (2021年3月10日 21時) (レス) id: 837879fbcf (このIDを非表示/違反報告)
mikarin(プロフ) - 初めまして!パスワード教えて欲しいです!よろしくお願いします! (2021年3月10日 20時) (レス) id: 159fbcf93b (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - jさん» 嬉しいコメントありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします^ ^ (2021年3月10日 17時) (レス) id: 1b957a7a62 (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - このお話、大好きです。続き楽しみにしてます! (2021年2月25日 10時) (レス) id: 58dabea572 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るん | 作成日時:2021年1月17日 1時

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