寄り添うこと ページ36
koji side
.
ここ最近 、
仕事が うまくいかへん。
スランプってわけちゃうねんけど、
なんやろな。
なにかと ミスしたり、
思い通りにいかんかったり。
毎日、こうすれば 良かったなって
後悔しとる気がして。
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康「あーなんかしんど、もう〜」
仕事終わり、
だらだらと 家までの道のりを歩く。
「康二、おかえりー！」
康「ただいま！」
家に着くと、ゲーム中のふっかさんと
お風呂に入ってる 佐久間くん。
他のみんなは、リビングに散らばって、
話したり、テレビを見たりしとった。
俺が テンション低いとなったら、
みんな 心配するやろな。
かと言って、元気に振る舞う自信もない。
康「なんか 今日、
お昼から ずーっと眠いねんなぁ
ちょっと、部屋で 転がってくるわ！」
なんか相談する気にもなれず、
気を遣わせたくなかった俺は、
なるべく明るく そう言って、
すぐに 自分の部屋に入った。
ベッドに寝転ぶと、
想像以上に、体は疲れてたみたいで
目を閉じると、速攻で 眠気にやられる。
.
.
目が覚めると、
時間はまだ ２０時やった。
康「..ふぁーっ、..ん？」
ぐっと伸びをすると、腕になにかが触れる。
康「...え、Aちゃん！？」
布団をぺらっと めくったら、
隣で Aちゃんが
すーすーと寝息を立ててた。
なんでやろ...
Aちゃんは 夜は毎日
だれかしらと一緒に寝てるけど、
俺たち３人とは、それはまだ なかったし、
それに、いまこんな時間やし。
はてなマークと 戦ってると、
目の前の ちっさい体が
もぞもぞと動いて、あくびをする。
康「Aちゃん、おはよ？
...どないしたん？」
くりくりの目がぱっちり開いて、
俺を捉えた。
ゆっくり 起き上がったAちゃんは、
何を言うわけでもなく、
俺の表情を伺うみたいに、こっちを見てくる。
二人して ぱちぱちと瞬きをして 見つめあって、
謎の沈黙が 流れたあと、
康「Aちゃん...」
.
Aちゃんは、俺の頭を そっと撫でた。
.
康「ありがとうっ...、」
ぎゅっと抱きついて、
俺の顔を じーっと見つめる Aちゃんは、
何もかも、わかってるみたいやった。
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ところてん - 心がほっこりした！こんな優しいお兄ちゃん達がいたら良いなと思った！ (2022年4月18日 16時) (
レス) @page41 id: 357c2b6fe5 (このIDを非表示/違反報告)
もぷこ(プロフ) - 初めまして！パスワード教えて頂きたいです。宜しくお願い致します。 (2021年3月10日 21時) (レス) id: 837879fbcf (このIDを非表示/違反報告)
mikarin(プロフ) - 初めまして！パスワード教えて欲しいです！よろしくお願いします！ (2021年3月10日 20時) (レス) id: 159fbcf93b (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - jさん» 嬉しいコメントありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願いします^ ^ (2021年3月10日 17時) (レス) id: 1b957a7a62 (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - このお話、大好きです。続き楽しみにしてます！ (2021年2月25日 10時) (レス) id: 58dabea572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るん | 作成日時：2021年1月17日 1時
