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shota side


.








翔「お 、Aおきた ?」









点滴に繋がれて 、眠っていたAが

ゆっくりと 目を開けた 。









翔「これ 、もうすぐ取れるってよ。

体調どう ?
気持ち悪いとか ない ?」









横たわったまま、
俺に 手を伸ばしてくる A 。

熱のせいか 、目がうるうるしてる 。









「(か..える...)」









翔「...うーん 、

そのことなんだけどさ、 」









起きて一言目に 、

帰りたいって 言われちゃった 。









翔「先生がね ?

熱下がるまで 入院しようって 」









「(んっ....)」









そう 伝えると 、

みるみるうちに 涙が溜まって 、
Aの頬を伝う 。









「(やっ....、)」









翔「泣かない 泣かない 、

だいじょうぶだから 。」









いやいや って 、首を振るAを

ぎゅっと抱きしめて 、
頭を撫でた 。









.









生「あ〜 また泣いてる 笑」









Aを 宥めていると
病室の扉が開いて、


生田先生が 来てくれた 。










生「熱下がったら 、すぐ帰っていいから

そんな泣かないで ?
ね 、A 」









ベッドの柵に 手をかけて 、

優しく 笑いながら、
Aを見つめる 生田先生 。









生「A 、翔太たちは
どこも行かないよ ?」









翔「そうだよ A、

だから 泣かないで大丈夫 」









俺の胸に ぐりぐりと
顔を押し付ける Aを見て 、


生田先生が ふふって笑った 。









.









.









生「懐かしいね 〜



Aと 翔太が
はじめて会った病室も、


ちょうど この部屋と同じだったよね 」









翔「...そうでしたね 、」









生「もう あれから、だいぶ 経つもんね


大きくなったな、 Aも 」











そういえば 、そうだったな 。









前にも、この病室でこうやって

泣いてるAを 宥めてたっけ 。









.









翔「ねぇ、 A ?

康二たちにさ 、話してみない ?



Aの 、いままでのこと 。」

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ところてん - 心がほっこりした!こんな優しいお兄ちゃん達がいたら良いなと思った! (2022年4月18日 16時) (レス) @page41 id: 357c2b6fe5 (このIDを非表示/違反報告)
もぷこ(プロフ) - 初めまして!パスワード教えて頂きたいです。宜しくお願い致します。 (2021年3月10日 21時) (レス) id: 837879fbcf (このIDを非表示/違反報告)
mikarin(プロフ) - 初めまして!パスワード教えて欲しいです!よろしくお願いします! (2021年3月10日 20時) (レス) id: 159fbcf93b (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - jさん» 嬉しいコメントありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします^ ^ (2021年3月10日 17時) (レス) id: 1b957a7a62 (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - このお話、大好きです。続き楽しみにしてます! (2021年2月25日 10時) (レス) id: 58dabea572 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るん | 作成日時:2021年1月17日 1時

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