第60話 翌朝 ページ17
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夜が明けて、一旦丸一日の休みを挟むことに
と言っても朝から呼び出しを受けているA
肩に包帯を巻いたままの彼女が扉の前に立つ
中から「入れ」と声が聞こえる
『失礼します』
スっと扉を引いて入った部屋には夜蛾をはじめ教師陣が座っていた
「早速で悪いが報告を頼む」
『はい。今回捕えた呪詛師、組屋鞣造ですが尋問の結果、正直あまり情報は得られませんでした。命令されてやっただけ、と述べるだけです。
これに嘘はついていないかと』
「...根拠は？」
断言するAに楽巌寺がその理由を尋ねる
『以下、私の推測ですが呪霊側は元々組屋を捨てる気だったと思います。
最初出くわした際に、組屋個人は目的が五条悟であるような発言を残していました。
しかし､今回の襲撃自体の目的は生徒や先生ではなさそうでしたから､そこの不一致から組屋はただ雇われて捨てられた、という感じでしょうか。
ま、これ以上の尋問は意味が無いということです』
淡々と述べてから『それでは』と､部屋を後にするA
残された教師陣の一人､庵が口を開く
「それにしてもあの子、呪力術式を封じられて良く捕らえましたよね」
前髪の隙間から覗く冥の瞳がゆっくりと伏せられる
「あぁ。肩を撃たれた直後に両足の指を斬ったのは驚いたよ。
普通は焦って殺す...最低でも四肢を削ぐかな｡
死なない程度に逃走手段を奪う判断が出来るのは流石特級と言ったところだね」
冥の言葉に皆が頷く
その場の誰もが、彼女の年には合わない異常な冷静さと実力を認めていた
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RENKA - 初コメ失礼します！めっちゃ面白すぎて最初から一気に見てしまいました！夢主ちゃんの性格とか魅力的でキャラとの絡みとかもすごく面白くて最高です！！これからも応援しています！更新頑張ってください！！ (2022年12月12日 11時) (
レス) @page22 id: 345a1df315 (このIDを非表示/違反報告)
ハアザミ(プロフ) - プスメラウィッチさん» 応援の言葉ありがとうございます。大変申し訳ないのですが、オチはまだ決めておりません。現時点では恐らく虎杖になるかと思います...(本誌の流れによっては変えるので断言できませんが)。ご期待に添えず申し訳ないですが、どうぞよろしくお願いします...！ (2022年6月29日 20時) (レス) id: f27e40e240 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年6月29日 16時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハアザミ | 作成日時：2022年3月14日 2時
