とある大型犬とそのマスター (ページ41)

今日:28 hit、昨日:57 hit、合計:417,213 hit

希望ページ41

SC side

「はぁ…」

「ミンギュさん、下向かれると上手くメイクができないです」

どこかきつそうな表情でため息をつき、メイクヌナに怒られているのがミンギュ

ここ最近はずっとずぅっとこうだ

犬に例えて話すと

大好きな飼い主に怒られて悲しみに暮れているみたい

心なしか自慢の筋肉も落ちて痩せているようにもみえる

健康的な痩せ方ならいいものの最近のミンギュの痩せ具合は異常だ

このままだとCaratに心配される

どうしたものか、

すると突然とある2人にほっぺをギュッとつねられた

「いっいひゃい！やえろっ、ハニっ…スンっグァナ！」

SG「あに、クプスヒョンが困り顔をするのやめたらやめますよ、ねっハニヒョンっ！」

JH「だね、おいチェスンチョル！お前もあぁなると雰囲気だだ下がりになるっつうの」

「あぁ、ごめんな」

そういわれて他のメンバーの様子をみると

確かにいつもどおりにしているように見えて不安そうに見えなくもない

ありがとうの気持ちを込めて2人の頭を思いっきりなでる

「うわっチェスンチョル！！今すぐ2人の髪をぐしゃぐしゃにするのをやめろ！」

『ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ』

するとメイクチームの中でもリーダー格のヌナから結構本気で怒られたし

それを見た弟たちに笑われた

その間ちらっとミンギュを見てみたがいつもはガハガハと大げさに笑うくせに

ちょこっと微笑んでいるだけだった

待ってろキムミンギュ…すぐに元気にしてあげるからな！

どうせ理由はわかっているし

場所は変わりここは今回サイン会が行われるとあるホール

いつもどおり一人ひとりのCaratと精いっぱいお話をしながら、

奥で座って待ってくれている他のCaratたちの質問などにも答えていく

「スンチョラァァ〜お昼ごはんたべたぁぁ？」

「うん、食べたよ〜ちなみに今日はクッパ食べた！」

こんな感じで

また今日の並び順は自由にして俺とジョンハニで、ミンギュを挟む形にした

今のミンギュはちょびっと心配だし、

あと同時にこのタイミングでミンギュを元気にできるならしたかったから

でも俺のそのような願いはとあるCaratが解決した

「あのミンギュさん、うちの仲良いミンギュペンのAが元気ないんですけど

なにか1言いただけませんか？」

『えっ？！』

1筋の光が暗闇の中にさしこんだようだった