SixDays (ページ8)

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後輩　(赤　×　黄) ページ8

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「んっ･･･はぁ･･･ジェシー･･･っ。」

誰もいなくなったサッカー部の部室で
大好きな後輩のユニフォーム片手に
自分の欲を吐き出した。

もうこれが最近の日課になりつつある。
いけない事だとわかっていても、
彼に気持ちを伝えられないでいる俺は、
こうする事でしか自分の欲を満たせない。

『先輩ここで何してんの？』

「えっ･･･？」

帰ったはずの彼がいつの間にかドアの前に立っていて。

呆然とする俺を見て、全てを察したようで。

『へえ･･･先輩、俺のユニフォーム使って1人でしてたんだ。』

「ちがっ･･･」

『先輩って実は変態だったんだね。』

耳元で、いつもより低い声で囁かれて、
思わず身体が反応してしまった。

そんな俺の反応を見て楽しんでいる彼は、
悪戯に笑いながら言う。

『この事バレたらどうすんの？』

「っ･･･それはっ･･･」

『部活にも学校にも来れなくなるね。
そうなったら俺にも会えなくなっちゃうね。』

それはまるで、
俺の気持ちを知ってるかのような言い方だった。