頼りない天使…2 (ページ5)

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兄から学ぶページ5

「はああああ//これ僕の分？ありがとう」

受け取ろうとした時
Aがマフィンを上にあげ

「さっきみたいなマネ。もぉしないって約束したらあげる」
「ごめーん。…もぉマネっこしないよ」
「じゃなくて…びっくりさせないでって事。苦手なの…驚かされるの……特に男の人に驚かされるのは」

特に男の人に驚かされるのが苦手？

………ああ…。あの日の事があるから……

「Aごめんね。嫌な思いさせちゃって」
「わかってくれればそれで良いよ」
「彼氏の僕がAの気持ちを一番理解できてないなんて…」

グクは悲しそうな顔している。
すぐ落ち込むんだから……

「グーク！そうやって少しづつお互いのこと知っていくんでしょう？私も今日知らなかったグクの事知っちゃったし」

「え？僕の事？」
「そ！グクは私のマネっこが上手だってこと」

さっき僕がAをマネしてた僕を
今度はAがマネしている

腰に手を当てて「今の私のマネ？」って。

そんな姿も可愛らしい

マフィンを食べるのも忘れて
2人でマネっこごっこしてたら

「グク…ちょっといいか？」

テヒョニヒョンに部屋の隅に呼ばれた

「ん？なに？」
「お前さ。毎回毎回レッスン室とか、宿舎とか。ちょっとはAちゃんの気持ちも考えろ。これじゃ可哀想だろ？」
「え？可哀想？でもいつもA楽しそうだよ？」

テヒョニヒョンは
眉をしかめ

「いつも俺らメンバーの前でさ。たまには2人っきりになりたいって思うだろ？って事だよ」
「えー、、でも前のデートみたいになったらヤダし」

「頭使えよ。いろいろ方法があるだろ？まぁ今回は俺が用意しといてやったから。３時間くらいならマネージャーの目も誤魔化せる。行ってこい！」

テヒョニヒョンが紙切れを渡してきた