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「葛葉様はこちらへ。A様は更に奥のお部屋となっています」
「…うっす」
少し寂しそうに手を離すと、カーテンの奥に葛葉は消えてしまった。
「なるべく早く済ませますね」
「エッ！あ…、お、お願い、します…」
店員さんは笑顔を崩さず言ってきた。
不意打ちなだけに遅れて羞恥が襲ってくる。
いそいそと言われた部屋に着くと、そこには目を疑うものが揃えてあった。
＊＊＊
「葛葉様、少し丈を調節致しますので、腕を上げてください」
「あ…はい」
店員さんがてきぱきと”何か”を準備し、最中葛葉は目の前にある巨大な鏡に目を奪われていた。
全身がハッキリと写る鏡。高級なものほど曇らないので、これはかなりの値がする…かもしれない。
「葛葉様、お着替えに移りますので、お召し物を…」
「あ！えっと…その…」
「今日はお衣装だけですので、全て外さなくても大丈夫です」
「あ、ハイ」
危なかった。
腰の下辺りには、所謂”爆弾”がある。
まあ悪いものではないし、何より血筋としての「尊厳」でもあるから。
でも初めての人間には見せたらマズい。
かなり薄いところまで脱がされたが、肌が見えなければセーフ。
ああそうだ。
こういう「異形」なところは、Aはどう思うだろうか。
怖がるかな。
不安だと欠片に思っていても、そこまでマイナスな感情は持っていない。
ほとんどがAに対する信頼で埋まっている。
だって決めたじゃねーか。
俺のことを教えるって。
Aのことを知るって。
「葛葉様、後はヘアーですのでこちらへ」
「…はい」
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あ(プロフ) - うさ公さん» お返事遅くなりすみません！暖かいお言葉ありがとうございます！続編も楽しみにして頂けると幸いです。 (2022年5月21日 22時) (
レス) id: ae6a97f231 (このIDを非表示/違反報告)
うさ公(プロフ) - 作品の雰囲気がすごく素敵でした…ぜひ次の作品も楽しみにしています！！！ (2022年4月13日 23時) (レス) @page50 id: 0335d724cc (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 古葉優さん» わああありがとう！供給ざくざく…とはいかないけれど古葉さんと好み一緒で良かった！コメントありがとうございます！ (2021年11月22日 20時) (レス) @page43 id: a02ef8a524 (このIDを非表示/違反報告)
古葉優(プロフ) - めっちゃ伸びてるねぇ！番外編需要しかないからもっとあげてくだちい (2021年11月22日 17時) (レス) id: e17acf9343 (このIDを非表示/違反報告)
えの(プロフ) - さとうさん» さとう様、コメントありがとうございます！そう言って頂きすごく嬉しいです！もう少々続きますので、お付き合い頂ければ幸いです。 (2021年8月10日 16時) (レス) id: 8daf7b0f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えの | 作成日時：2021年5月17日 19時
