学園王子の裏の顔【N.Kento】

No.14 ページ14

〜土曜日〜



ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ＿＿＿＿＿＿＿


勝「はーい」


ｶﾞﾁｬ＿＿＿＿＿



健「よっ！」


勝「あ、健人くん！！


待ってて！ねぇちゃん起こしてくる！」




「起きてるよ。



おはよ、健人。」


健「おはよう。」



今日は久しぶりのデート


楽しみすぎて、なんか勝手に早く起きちゃった




健「行こうか。」


「うん。

いってきまーす！！」





〜




健「先に映画だから。」


「わかった」


健「はい、チケット。」


「ありがとう！」





…ふーん。


チケットを見る限り、

アクション系とかSF系とかじゃないみたい。



「ねぇ健人



今日見る映画ってどーゆーやつ？」



健「ん？恋愛」



え、恋愛…？


「そっか。ちょっと意外かも。」



男の子って恋愛見るんだ…


まぁ、健人はロマンチストだからね。


あんまり変な話ではないかも。






〜映画館〜



[愛しているよ…君から離れられないほどに…]

[私も…私もあなたを愛しているわ…]




健人が見たいって言った恋愛映画を見てるけど…





こんなに過激な内容なんて聞いてない！！！！



めちゃくちゃチュッチュしてますけど！！

キス濃厚すぎるんですけど！！




「ｯ…///」


隣の健人を見てみれば、



健「…」




普通の顔で見てるし！！


健人、

こんな大人な映画を見たかったの？




もう、見てられないんだけど///



健「A ｺｿ」


「なに…/// ｺｿ」



名前を呼ばれて健人のほうを向くと





ﾁｭ＿＿＿＿


健「俺らも、しよ？ ｺｿ」

No.15→←No.13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す