No.11 ページ11
大「…」
健「…」
しばらくの間、俺らのあいだには沈黙が続いた
“相手の幸せ語る権利あるん？”
確かに、シゲの言ってることは正しいかもしれない
なにもできてない俺が
シゲにどうこう言える話じゃない
大「…俺、まだ諦めへんから。
これからも今まで通り、アピールするつもりや。」
健「…そっか。」
俺はそう言い残してから
空き教室を出た。
〜
それから俺は、Aちゃんに会うことを
やめた
行動に移 さ ないんじゃない
移 せ ないんだ。
勇気が
出ないんだ
怖いんだ
俺はシゲみたいな
振られても変わらずにいられるほど
メンタル強くない。
そもそも、俺にはもう
Aちゃんのことを
好きになっていい資格がない
その間にもシゲはAちゃんに
どんどんアピールして、
スノーホワイトと重岡は付き合ってる
なんて噂が広がっていた
本人は
まだや！！
って言ってたけど。
でもきっと、このままシゲとAちゃん
付き合っちゃうんだろうな…
健「はぁ…」
Aちゃんと会えたことで、
いつもの学校生活が
何倍にも楽しくなってた
Aちゃんと会わなくなった今、
前までの学校生活に戻っただけなのに
つまらなくなったんだ。
健「もう帰ろ…」
その日の放課後、俺はシゲと会わないように
こっそりと教室を出た
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ウヅメ(プロフ) - チコさん» 楽しみにしていただけて嬉しいですし、今後のはげみになりました！！これからもこの小説をお願いします！ (2019年5月8日 22時) (
レス) id: 566d505578 (このIDを非表示/違反報告)
チコ - 今後どうなっていくのか楽しみです次回の更新も楽しみにしてます！ (2019年5月7日 14時) (レス) id: aa7295373f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウヅメ | 作成日時：2019年4月30日 13時
