今日も可愛い問題児。

11話 ページ16

アリシアside

アリシア「あ、マカロン食べたい！」

ピケロ「買ったげる」

アリシア「え、わ、悪いよ・・・」

ピケロ「アリシアに財布出させるわけにはいかないし。」

　・・・また不覚にもときめいてしまった。

アリシア「い、いいの・・・？」

ピケロ「うん。はい。」

アリシア「わぁぁぁ、ありがとう！ﾆｺｯ」

ピケロ「ッ！別に。」

　顔が赤いわよ。私の事好きなのバレバレ。そうだ、ここでちょっと・・・

アリシア「顔、赤いよ？」ｺﾂﾝ

　ここで額と額をくっつける。

ピケロ「ッッッ！」

アリシア「風邪じゃないね！ﾆｺｯ」

ピケロ「はぁぁぁ、ほんと、バカ。」

アリシア「ひ、酷い！」

ピケロ「ま、いいけど。行くよ」

アリシア「あ、待ってよ〜！」


ピケロside

アリシア「あ、ちょっと待ってて！」

ピケロ「あ、うん。」

　アリシアがどっか行った。しかもアクセサリーショップ。・・・彼氏とかへのプレゼント？それだったらすごく嫌。

アリシア「お待たせ！これ、あげる！」

ピケロ「これ、何？」

アリシア「お揃いのき、キーホルダー。要らなかったら捨てて！」

ピケロ「やば、めっちゃ嬉しい。」

アリシア「ほんと！？嬉しいなぁ。」

ピケロ「好き・・・ﾎﾞｿｯ」

　本当にアリシアと居ると俺が俺じゃないみたい。

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