エーデルワイス【ハリーポッター】第1章 (ページ8)

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７、朝食Ⅰ ページ8

翌朝

私はセブルスを探した

もう朝食をとりに大広間に言ってしまったのだろうか

すると眠そうな顔をしてセブルスが降りてきた

貴｢セブルスおはよう。一緒に朝食をとりに大広間に行きましょ｣

セ｢僕と？｣

貴｢そうよ｣

セブルスは一瞬だけ嫌な顔をしたが承諾してくれた

セ｢その本は？｣

貴｢リリーに貸す本よ｣

大広間につくとグリフィンドールの席からリリーが大きく手を振ってきた

その隣にはポッターとブラック
私を睨んでいたが、無視してリリーに手を振り返した

スリザリンのテーブルにつくと席をつめて開けてくれた

｢座って｣と女子生徒に言われたので私とセブルスは席についた

セ｢君、よく食べるね｣

大皿山盛りにのせている私を見てセブルスは驚いていた

貴｢あなたが少食すぎるのよ｣

セブルスはパンを1つとベーコン少量しか皿にのせていなかった

貴｢そんな量じゃ昼までもたないわ｣

セ｢朝は食欲がないんだ｣

セブルスはすぐに食べ終わるとまたあの本を読み始めた

｢リリーにこの本を貸してくるわ｣

リリーと約束した本を持って(本当は行きたくないが)私はグリフィンドールのテーブルへ向かった

私に気づいたリリーは勢いよく立ち上がった

リ｢Aおはよう！｣

貴｢おはようリリー、約束していた本よ｣

リ｢ありがとう！いつまでに返せばいい？｣

貴｢満足したらでいいわ｣

ジェ｢リリー、なぜまだこのレディと仲良くしてるんだい？｣

ポッターが嫌味な顔をしながら言ってきた
するとブラックの加勢してきた

シ｢マグルについての本じゃないか、ダルジアン家のお前が持ってるとはね｣

貴｢あなたたちには関係ないでしょ｣

ジェ｢もうリリーに近づかないでほしいね｣

リ｢2人ともひどいわ！なぜそんな態度がとれるの！｣

シ｢こいつがダルジアン家だからさ！｣

リ｢家なんて関係ないじゃない！｣

シ｢大ありさ！こいつの家は話がちがう！純血以外をバカにして蔑むような人間なんだ！｣

私は我慢の限界まで近づいていたがギリギリで耐えた

ここは感情的になる場面じゃない

貴｢あなたたちが私を嫌うのはかまわない。気にもしてないわ｣

私は純血主義ではない

でもそれが公にバレたら私の家での立場はなくなる

今まで保ってきた均衡が崩れてしまう

私が純血主義でないことを知っているのはリリーとセブルスだけで充分だ

ポッターとシリウスは私を睨み、立ち去れと言ったので大人しく立ち去った

リリーは涙で顔がぐちゃぐちゃだった