エーデルワイス【ハリーポッター】第1章 (ページ6)

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５、組み分け帽子ページ6

ハグリットと名乗る大男についていき、私たちはホグワーツにはいった

石造りの建物で少し薄暗いが、とても美しい場所だ

マクゴナガルという厳格そうな先生に連れられて私たちは大広間にはいった

天井は本物の空のようだった
リリーがホグワーツの歴史という本で読んだことをたくさん教えてくれたのでとても楽しかった

帽子に組み分けをされるらしい
両親から聞いてはいたが、目の前にあるのは古ぼけた汚い帽子だったので私は少し疑った

リリーは私の予想どうりグリフィンドールだった
かわいい笑顔で私を見て、そのままグリフィンドールの席へと向かった

そしてセブルスはスリザリン
表情ひとつ変えず席に向かっていった

ポッターはグリフィンドール
リリーと同じだと騒いでまたリリーに嫌われていた

長髪の男の名前はシリウス・ブラックだった
ブラック家とは純血主義パーティーで何度か会ったことがある

だがシリウスのことは知らなかった
多分彼も純血主義ではないのだろう

パーティーに参加するのを拒否していただろうから会ったことがないのだ

ブラック家はスリザリンで有名だ

だがシリウスはグリフィンドールだった

会場がざわめいた、グリフィンドールからは歓声が聞こえた

マ｢A・エトワール・ダルジアン！｣

会場が静まり返った
居心地の悪い空気の中私は椅子に座った
マクゴナガル先生が私に帽子をかぶせると
帽子は｢は！｣と大きな声をだした

組｢ダルジアン家のお嬢さんか、さてどこにしようかねえ、｣

帽子はしばらく唸ったあと私に質問をした

組｢君のご家族はみんなスリザリンだった、スリザリンでもいいが、しかし君はグリフィンドールでも上手くやっていける。どう思うかね？｣

貴｢いいえ、私はスリザリンがいいわ｣

リリーと同じ寮はとても嬉しいけど、私はグリフィンドールで上手くやっていく自信はない

組｢そうか、ならば｣

”スリザリン！”

スリザリンから歓声がわいた

私はリリーにアイコンタクトを送って席へとむかった

席に着くと、周りからは握手の嵐だった
偉大なるダルジアン様などと賞賛されたが嬉しくはなかった