エーデルワイス【ハリーポッター】第1章 (ページ5)

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４、純血主義ページ5

貴｢あなた名前は？｣

？｢お前みたいなやつに名乗るつもりはない｣

貴｢そう、ならいいわ。早くここから立ち去ってくれないかしら、不愉快だわ｣

ジ｢リリー、このレディと一緒にいるのはやめたほういいぜ、ダルジアン家の人間だぞ。こいつの家系はひどい純血主義だ、腐ってる｣

貴｢あら、ご丁寧な説明どうもありがとう｣

リリーは私と2人の男の勢いに圧倒されて黙りこくってしまった

？｢行くぞジェームズ｣

長髪の男はポッターを掴んで乱暴にドアを閉めて出ていった

リ｢A、ごめんね、｣

貴｢なぜ？あなたが謝る必要はないわ｣

直後、セブルスが腕いっぱいにお菓子をかかえて帰ってきた

セ｢空気が重いけどなにかあった？｣

リリーは静かに今あったことを話した
そして今度は私の目をみた

リ｢ねえA、私は魔法使いの家系じゃないから魔法界のことは何も知らないの、だから教えてくれない？さっきポッターがいったことの意味を｣

私は一瞬ためらった

貴｢私の家系は代々純血主義なの。純血主義っていうのは簡単にいうと、マグルの血が入っていない純粋なもののみ、魔法族として認めるということ。最近では、マグルと魔法使いの混血も許そうというところもでてきているけど、私の家は別。絶対に純血以外は認めないわ｣

リリーとセブルスは静かに聞いていた

貴｢純血主義は魔法界で嫌われ者なの。だから私も嫌われ者。家族と純血主義仲間以外全員敵なのよ。｣

リリーが重々しく口を開いた

リ｢あなたも､純血主義者…？｣

貴｢いいえリリー、私は血になんて興味ないわ｣

リ｢よかった、私ほんとは嫌われてるのかと思っちゃったわ。ありがとうA、話してくれて｣

貴｢いいのよ｣

そのときセブルスが、不器用だけど彼なりにこの雰囲気を明るくさせようとお菓子を配ってくれた

少しずつだが話が弾み、汽車が到着する頃にはあんなにたくさんあったお菓子が全てなくなっていた

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組み分けちょっとはしょります