エーデルワイス【ハリーポッター】第1章 (ページ17)

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１６、要注意人物ページ17

心地よい風が頬をなでた

そのおかげで目が覚めたが、昨日の疲れでぐっすり眠っていたようで、時計は正午をさしていた

重い体を起こして階段を降りた先にはセブルスがいた

セ｢昼になってもいないから、誰かに呼んでもらおうと思ってたよ｣

貴｢ごめんなさい、昨日の疲れが溜まってたの｣

？｢Aさん｣

聞きなれない声が背後から聞こえた

貴｢なに？｣

振り返ると少し見覚えのある顔があった

貴｢ええと、確か…｣

レ｢レギュラス・ブラックです｣

貴｢そう、ブラック家の。パーティーで何度か会ったわね｣

レ｢兄があなたに無礼な態度をとったようで。あいつは家の厄介者なんです。本当にわからず屋で｣

貴｢別になにも支障はないのよ｣

レギュラス・ブラック

純血主義パーティーで何度か会ったが、兄とは違って完璧に家の価値観を継いでいる

レ｢ところでAさん、なぜ貴方は穢れた血と関わっているのですか？｣

貴｢なぜだと思う？｣

レ｢僕には理解できませんよ｣

貴｢…退屈だからよ｣

レ｢へえ、趣味の悪い人ですね(ｸｽｯ｣

そう言って彼は立ち去っていった

セ｢あいつ気をつけたほうがいいよ｣

貴｢ええ、わかってるわ。もし彼に私の本性がバレたらもうここにはいられなくなるわね｣

ブラック家に知られてしまったら、必然的に両親やその他の人物へすぐ知らされるだろう

それだけは避けなければならない

貴｢少しリリーと距離を置いた方がよさそうね｣