１２、くっつき男 �� ページ13
翌日
結局眠れなかった
貴｢はぁ…｣
鏡をのぞくと、目の下にクマがあった
談話室に降りるとセブルスが本を読んでいた
セ｢顔色悪いよ｣
貴｢うるさい｣
セ｢早く大広間に行こ｣
貴｢え、あなたから誘ってくれるなんて｣
セ｢いいから行こうよ｣
私たちは大広間へむかった
リー｢A！｣
私を呼ぶ声がした
でもあたりを見回しても声の主はどこにもいない
貴｢いま私のこと呼んだ？｣
セ｢僕じゃないよ｣
リー｢ここだよ｣
曲がり角からひょっこり顔をだしたのはリーマス・ルーピンだった
リー｢これあげるよ｣
ルーピンがだしたのは金色に光るお菓子だった
リー｢両親から送られてきたんだ、君にもおすそ分けしようと思って セブルス、君もほら｣
貴｢ありがとう｣
セ｢僕はいいや｣
リー｢そっか…じゃあね！｣
セ｢いつの間に仲良くなったの？｣
貴｢仲良くなんてないわよ、昨日廊下でぶつかっただけ｣
大広間につくとリリーが近寄ってきた
リ｢リーマスと仲良くなったのね！(ｺｿｯ｣
貴｢なってないわよ｣
リ｢え？でもさっきリーマスが｣
？｢リ、リリーに近づくな！｣
貴｢え？｣
割って入ってきたのはルーピンじゃないほうのくっつき男
リ｢ピーター！｣
貴｢近づいたらダメなの？｣
ピ｢そ、そうだ！｣
貴｢そう言えってブラックとポッターに指示されたんでしょ｣
ジ｢せーかい｣
貴｢文句があるなら自分たちで言いに来なさいよ｣
シ｢なんのつもりでリリーと一緒にいるんだ｣
貴｢あなたたちには関係ないわ｣
リ｢やめてよ2人とも！Aを悪くいう人なんか大っ嫌いよ！｣
ジ｢な！困るよリリー、君はいつになったらこの悪魔の本性をわかってくれるんだい？｣
リ｢あなたたちだっていつになったら私のことわかってくれるのよ！｣
貴｢…私、もう寮に戻るわ｣
リ｢待って！A！｣
私は逃げるようにこの場を去った
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作者名：めめ | 作成日時：2020年11月1日 13時
