修羅場…? ページ8
「もー、やだ…」
中庭の点々としているブロック石に飛び移りながら
体育館裏へと急いだ
・
・
・
「__っ!」
ん?
体育館裏から
なんだか女の人の大声が聞こえる
なんだなんだ
私は興味本位で
陰に隠れて様子を伺った
すると、土砂降りだというのにも関わらず
菊池先輩とその向かい側に女の先輩がいた
先輩「もう、最っ低!」
パチンっ!
濡れた音が大きく聞こえた
菊池先輩の頬を
ぶったんだ…
女の先輩は泣きながら
こちらへ走ってくる
とっさに陰に隠れたから
気づかなかったみたい
私は、ぶたれてもなお地面を見つめてる菊池先輩を見る
菊池「出てきなよ」
地面を見つめたままそう言った先輩
気づかれてたんだ…
私はゴミ箱を置いたまま
菊池先輩の前へ出る
菊池「盗み聞きなんて
悪趣味だね」
少し笑いを含ませながら
そう言った先輩
私の体も
次第に濡れてくる
「先輩、風邪ひいちゃいますよ」
菊池先輩は私の顔を見ると
どんどん近づいてきて
私をギュッと抱きしめた
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知花(プロフ) - 蒼遥さん» お返事遅くなってしまい申し訳ないです!ありがとうございます!頑張ります! (2018年11月13日 15時) (レス) id: ef84eb17cc (このIDを非表示/違反報告)
蒼遥 - 続き楽しみです!更新頑張ってください! (2018年10月6日 19時) (レス) id: d21ba90605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:知花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/5e80e24d751/
作成日時:2018年4月1日 22時