菊池先輩と勝利 ページ15
すると運がいいのか悪いのか
菊池先輩がこちらを向いて
パチっと目が合ってしまった
私はさっと
机に顔を突っ伏す
ハナ「ちょ、A!」
ハナが私の肩をバシンバシン叩いてくる
「もう、痛いな…」
顔を上げると
私がいつも見ている窓から顔を出していた菊池先輩
驚きで固まる私
菊池「やっほ
Aちゃん」
爽やかな笑顔でそう言った先輩
「……どうも」
菊池「もー、目ぇ合ったのに
なんで逸らしたの?」
そんな理由
わざわざ聞かなくたって分かってるはずなのに
本当、菊池先輩ってあざとい
「だって、先輩お友達としゃべってたじゃないですか」
菊池「じゃあおいでよ
この前のやつ
中島が謝りたいって言ってたし」
そう言われ
私はハナをチラッと見る
ハナ「行ってきなよ」
小さい声で言われ
私は席を立った
勝利「A」
菊池先輩の元へ向かおうとしたら
勝利に呼ばれた
実は勝利とはあまり喋ってなくて
少し気まずい
「何…?」
勝利「これ」
私の手に置かれたのは
アイロンがきちんとかけられたハンカチ
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知花(プロフ) - 蒼遥さん» お返事遅くなってしまい申し訳ないです!ありがとうございます!頑張ります! (2018年11月13日 15時) (レス) id: ef84eb17cc (このIDを非表示/違反報告)
蒼遥 - 続き楽しみです!更新頑張ってください! (2018年10月6日 19時) (レス) id: d21ba90605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:知花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/5e80e24d751/
作成日時:2018年4月1日 22時