優しい拒絶 ページ14
菊池「あぁ泣かないので
そうじゃなくてさ
俺、Aちゃんの彼氏でもないのに
初めて貰うのはちょっとまずいかなって思ったんだよ」
「別に気にしないです」
菊池「ダメだよ
初めては好きな人とじゃなきゃ」
だから!
「私は、菊池先輩のことが好きなんです!」
一瞬、時が止まったような気がした
最初は驚いていた菊池先輩
でも、少し困ったように笑った
菊池「嬉しいけど
俺の噂知ってるでしょ?
そんなやつに初めてあげちゃったら
絶対後悔するから。ね?」
やっぱり
菊池先輩には何を言ってもダメ
後輩の私じゃ
先輩の瞳にうつることはできないんだ
改めて、思い知らされた気がした
・
・
・
ハナ「A
最近元気ないねー?」
「うん…」
あの後は結局何もなく
ただただ寝て時間を過ごした
本当に、乾かしに行っただけだった
ハナ「あ、ほら!
菊池先輩だよ!」
いつもの中庭
ハナがまた私を呼ぶ
「あー、うん…」
ハナ「え、どうしたの?
いつもならもっと騒ぐのに」
私は菊池先輩を
チラッと横目で見るだけだった。
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知花(プロフ) - 蒼遥さん» お返事遅くなってしまい申し訳ないです!ありがとうございます!頑張ります! (2018年11月13日 15時) (レス) id: ef84eb17cc (このIDを非表示/違反報告)
蒼遥 - 続き楽しみです!更新頑張ってください! (2018年10月6日 19時) (レス) id: d21ba90605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:知花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/5e80e24d751/
作成日時:2018年4月1日 22時