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『綺麗すぎ……』
「気に入った？」
『もちろん』
夜の海も見てみたかったけど、これはこれで凄く素敵だ
無言で数分海を2人で眺める
このまま時が止まればいいのに
少しずつ夕日が沈んでいき、暗くなってくる
『あーあ。ピーク直ぐに終わっちゃうね』
「そうだね」
ふとカルマくんの顔を見る
沈みつつある夕日に照らされて頬が赤くなっていた
なんだか
いつもよりもカッコイイ
見つめているとこちらを向いてくる
「なに、なんかついてる？」
『あ、ううん。なんもない』
慌てて否定すると今度はカルマくんがこちらを見つめてくる
「A」
『なに？』
カルマくんは私の髪をふわりと触る
髪が顔にあたりくすぐったくて肩をすくめる
「はぁ…ほんと可愛い ﾎﾞｿ」
『ん？？』
「いや」
私の髪から手を離すと咳払いをするカルマくん
「修学旅行にさ、俺待ってるって言ったじゃん？」
そう言われて思い出す
壁に追い込まれて壁ドンされた時のか……
『それが？』
「いや、待つことには変わりはないんだけどさ。ただ、俺の気持ちが変わったとか思われてないかなって」
そういう事か
今までカルマくんが私にしてくれたことを思い出す
一緒に映画行ったり、殺せんせーとイトナくんの戦いとかは守ってくれた
今日だって服買ってくれて、海にも連れてってくれた
前原が前に言ってた「愛されてる」て
あながち嘘ではないな
『ちゃんと伝わってるよ』
「そっか……良かった」
そう言うとカルマくんは優しく微笑む
あぁ、私はこの優しい顔が好きだな
「A」
カルマくんの手が私の左頬に触れると
顔が近づいてくる
そして額に触れる暖かくて柔らかいカルマくんの唇
『か、カルマくん……』
恥ずかしくて、慌てて離れる
ドキドキとうるさくなる胸の音
満足気に私を見ると、また優しい笑顔になる
「さて、帰るか」
歩き出すカルマくんを後ろから眺める
やばい………
好きだ
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ぽぽ(プロフ) - 澪桜さん» 前回に続きコメントありがとうございます！！前よりも更新ペースが落ちてしまいましたが、私なりに精一杯書いていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします！ (2020年6月14日 16時) (
レス) id: 35386c26ca (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - RAIN レインさん» コメントありがとうございます！続編が出る度にコメントを書いてくださるのでとても嬉しいです！スランプにも気をつけながら書いていきたいと思います！これからもよろしくお願いいたします！ (2020年6月14日 16時) (レス) id: 35386c26ca (このIDを非表示/違反報告)
澪桜 - 続編おめでとうございます！これからも楽しみに更新待ってます！！ぽぽさんのペースで更新頑張ってください！！応援してます！！ (2020年6月9日 6時) (レス) id: 5d0f326b17 (このIDを非表示/違反報告)
RAIN レイン(プロフ) - 続編おめでとうございます！名前変えましたが前回コメをさせて頂きましたライトです。毎回更新の度楽しみに見てます！スランプ等には気をつけてください！ (2020年6月8日 22時) (レス) id: 6c45f5438b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぽ | 作成日時：2020年6月8日 22時
