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19＿カルマside ページ49
部屋に入るとみんなが気になる女子ランキングをしていた
「気になる子いる？」
床に落ちてた紙を拾いそれを見るとAが2位だった
「へぇー。Aが2位なんだねぇ。」
Aが気になっているやつがいると思うと嫌な気持ちになってくる
「そうなんだよ。で、お前は？」
そんなの決まっている
「もちろんAだよ。」
「へー。なんで？」
Aが気になるって言うやつや他の奴らにとられないようにこの際言っておこう
「好きだから」
「もう一度言ってくれるか？」
みんな急なことにビックリしている。あたりまえか
「だからぁ、好きだから」
「「えぇぇぇぇぇぇぇ！！」」
「し、知らなかったんだけど。てかよく言ったな！」
三村が驚きながら聞いてくる
「だってぇー、A気になるヤツ多いみたいだし、誰にもとられないようにと思って(ﾆﾔﾘ」
そういと周りはどんよりとした空気になった
誰かに譲るつもりなんてない。もしも、Aを狙うやつが出てきたら、奪い返すだけだ。
「み、みんな、この投票結果は男子の秘密な？」
磯貝が慌てながらそう言うとみんな頷いた
「女子や先生に知られないようにしないと……」
急に止まった磯貝を見て振り向くと殺せんせーがメモをしていた
「なるほどなるほど……」
パタン
「メモって逃げやがった！！」
「殺せぇぇー！！」
みんながナイフをもって追いかけていった
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作者名：ぽぽ | 作成日時：2020年3月29日 3時
