不思議な女のコ＿。【赤羽業】【暗殺教室】 (ページ46)

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「フン、いきがんなチューボーが。呼んどいた連れどもだ。お前らなんか見たことない不良ども…」

その言葉とは真反対の真面目そうな…奴らがいた

「不良などいませんねぇ。先生がみんな手入れをしてしまったので」

殺せんせー！来てくれたんだ！

「先公だと？ふざけやがって！」

不良たちがせんせーに向かっていく

「ふざけるな？それは先生のセリフです」

そう言うと殺せんせーは見えないスピードで全員をビンタする

「ハエが止まるようなスピードと汚い手でうちの生徒に触るなどふざけるんじゃない」

殺せんせーは真っ黒になっている。ド怒りだ

「さて、私の生徒たちよ、彼らに修学旅行の基礎知識を体に教えてあげるのです」

そう言うと4人は不良の背後に周り殺せんせーがつくった手作りしおりを一気に振り落とす

ドスン！！

一気に倒れる不良達

倒れるのを見たカルマくんはすぐに私のところに走ってきてくれる

「A！！」

『カルマくん……』

涙はいつの前にか止まっていた

「ごめん、下着見ちゃって」

そう言いいながらそそくさとカルマくんは、私の足と手首の縄を解いてくれる

手が動かないのでこればっかりはしょうがない

カルマくんにより開放された私はすぐに前を隠す

「はぁ……遅くなってごめん…」

次の瞬間カルマくんに抱きしめられる

『わ……』

「どれだけ心配したとおもって……」

カルマくんにものすごい力で抱きしめられる

その力強さは、私がどれだけカルマくんを心配させていたのかわからさせた

『カルマくん……心配かけてごめんね…』

そう言うとカルマくんは私から離れる

「これ、着て」

そう言って渡されたのはカルマくんのカーディガンだった

『……ありがとう』

そう言って私はカーディガンを羽織った

「よし、じゃー、行こっか。たてる？」

『うん』

私たちは出口へと歩き出した