10 ページ40
「どう？神崎さん、日程表見つかった？」
「ううん」
カエデの問に神崎さんが首を振る姿を見て私は駆け寄った
『神崎さん、日程表消えたの？』
「そうなの…」
悲しそうに答える神崎さん。どこにいってしまったのだろうか
「神崎さんは真面目ですからねぇ。独自でまとめていたとは関心です。でもご安心を。先生の手作りしおりをもてば全て安心。」
殺せんせーがぐったりしながら言う。
新幹線とバスで寄ったみたいだ…
タコのくせに酔うってなんだよ。なんなんだよその体
「「それ持って歩きたくないからまとめてんだよ！」」
『まぁ、でも大丈夫さ神崎さん！私もまとめてるから！』
そう、私もちゃんと行く場所をメモしておいたのだ！
ちょっと省略してるとこはあるけど((
そう言って私はブレザーの胸ポケットから手帳を出す
「へー、Aがメモしてるなんて、意外だなー」
そう言いながらカルマくんの大きな腕が私の頭にのる
『書いてる時みんなに言われたよ…てか、頭に腕乗せないで！重い！』
「確かにバックに入れてたのに…どこが落としたのかな…」
神崎さんがしょんぼりしながら呟く。
可愛いn((
こんな時こそ杉野だろ！これで神崎さん助けれたら
お前の好感度はうなぎ登りだ！((
私はそう思い周りを見渡す
杉野がおらん……
『くそ、なんでこんな時に！！』
私は目の前にいる前原を見ながら言った((
「は！？な、なに急に」
前原が焦ったようにそう言った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 120人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽぽ | 作成日時：2020年3月29日 3時
