不思議な女のコ＿。【赤羽業】【暗殺教室】 (ページ36)

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次の駅になり殺せんせーが中に入ってきた

「いやぁー、疲れましたー。目立たないように旅行するのも大変ですねぇ」

殺せんせーが汗を拭きながら言う

マッハで次の駅まで行って待ってれば良かったのに…

そんなことを考えていたら

「おい、北原」

声の方向へ振り向く

菅谷くんだった

『なんだい？』

「これ作るの手伝ってよ。」

『何それ？』

菅谷くんの手にはとても小さい丸いものがあった

「殺せんせーの鼻。見たところ先生の鼻今すぐ取れそうなんだよ」

『ははぁーん。なるほどね』

私はこう見えて美術が得意なのだ。

１回授業で菅谷くんとお互いの絵を見あって絵の話をしたことがある。

なので、私が美術を得意なことを菅谷くんは知っているのだ

「北原、色作り上手いからさ、これに色塗ってよ」

そう言って渡される絵の具と鼻

『おっけー！』

私はノリノリでそれを手にし、殺せんせーの保護色の色を見ながら色を作りそれを塗っていく

『んー、いい感じ！はい！』

出来た殺せんせーの鼻を菅谷くんに渡す

「サンキュー！あとは、これを少しだけ削って…」

菅谷くんは美術全般上手い。そう、彫刻とかも。

器用な手つきで自然な鼻の形に掘っていく

『凄いなー…』

私は彫刻は苦手な方で、一番得意なのは模写だ。

「うん。出来た！」

こうして殺せんせーの鼻は完成した