不思議な女のコ＿。【赤羽業】【暗殺教室】 (ページ20)

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『ごめん、磯貝くん。ありがとう』

「いや、大丈夫！それより怪我は？ない？」

『うん。大丈夫！』

「そっか、よかった。それにしてもAはほんとに危なっかしいな」

『それ、カルマくんにも言われたよ……』

「俺たち何もしてなのに、いろいろ言われて腹立つと思うけど、そこは我慢して身の安全を守れよ？」

『うん…そーだね』

磯貝くんにそう言われてハッとする。

確かにここで怪我でもしたらみんなに迷惑がかかる。

自分のことを考えすぎてたなと感じた。

「Aさん！」

『渚くん！大丈夫だった？』

「うん！遅くなってごめん。行こっか」

『うん』

本校舎の生徒…初めて見たけど、誰もがE組よりも自分たちが正義なんだ、こんな奴らよりも上だと、成績が全てだというその考え方に、その姿に

最初は怒りがあったけど今は、

怒りの気持ちが挑戦へと、変わっていった。