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16拓弥side ページ16
完全に好きになってしまったようだ
今日で確信した
柊「どこ行ってたんだよ」
拓「カフェテリア」
柊「ふーん…あの子と居たんだ」
なんでわかったんだ
思わず柊生を見つめると
柊「さっきカフェテリアの前通ったらあの子が入って行くのが見えたから」
拓「あっそう」
柊「そういえばさっき大和さんがあの子の居場所聞いてきた」
拓「は？」
その言葉を聞いて俺は全力疾走でカフェテリアに戻る
柊「講義は？」
柊生のでかい声が周囲に響き渡る
答える余裕なんかなかった
なんで寧々がアイツの事探しんだよ
嫌な予感がして仕方がない
大学１年の頃、俺と大和寧々は付き合ってた
高校卒業したてで、そういうちょうどいい相手が欲しかったから好きじゃなかったけど告白されたから付き合った
結局寧々が重たくてうざったらっしくなって別れた
そっから1ヶ月後俺は別の女に告白されて付き合った
大和寧々はそいつに嫌がらせをしていた
嫌がらせて言っても可愛いものもあれば酷い物もあった
でもなんでAに…
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作者名：つむ | 作成日時：2024年4月1日 0時
