10話 ページ12
『あぁ疲れたー!』
私は宿屋のベッドに倒れ込む。ふかふかで気持ちいい。わたがしの上に乗っているみたいだ。
宿屋は一人部屋で、一部屋がそれなりに広かった。住めるわ、ここ。
『このまま寝れるぅうう……』
私は重たいまぶたを下げた。すると、ドンドンッとドアのノックが聞こえた。せっかく寝れそうだったのにぃ。私は重い身を起こし、ドアを開けた。
『はーい』
「こんにちは!Aさん!」
『あぁ、っと、確か……』
茶髪の高身長の青年が、部屋の前に立っていた。確かAチームの合格者の、
「天月です!」
『天月さん、ですね、覚えました。どうされたんですか?』
「丁度晩ごはんを食べに行こうって話してて、良かったらご一緒にどうですか?」
『いいんですか!?行きます!!』
私はすぐに返事をした。同期の人と仲良くなれるチャンスだ、これはモノにしなければ。私が二つ返事で了承したのが面白かったらしく、天月さんは肩を揺らして笑っていた。
「はははっ、了解」
爽やかに笑うなぁこの人。眩しすぎて目が潰れそう。その時私は、自分がまだ試験を受けた時のままの服装だと思いだした。
『すみません、支度してから行くので、先に行っていてもらってもいいですか?』
「うん、分かった!」
天月さんに先に行っていてもらうようにお願いする。
「場所はこの宿屋のご飯食べる所だから、支度終わったら一階集合ね!」
私は部屋で戦闘用の服から私服に着替え、部屋の鍵を閉めて急いで食事処に向かった。
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神谷朱里(プロフ) - いちごさん» "こん"です!長細い棒だと思っていただければ大丈夫ですよ! (2019年6月16日 8時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 天月の武器の漢字どうやって読むんですか? (2019年6月16日 3時) (レス) id: 6c34888bc6 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - はい!!よろしくお願いします!!(^.^)(-.-)(__) (2019年3月11日 15時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - これからもよろしくお願いしますね! (2019年3月10日 23時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - 初投稿だったんですか!!とてもそのように見えなくて驚きました!!更新が遅いのはしょうがないですよ!色々用事もあると思うので! (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱里 | 作成日時:2019年3月5日 9時