132話 そらるside ページ48
そらるside
うらたくん達がご飯から戻ってくると、俺達はもういちど作戦会議を始める。
「A少佐は西の森の古屋敷にいるというセンラの情報が入った。恐らく姫様も一緒にいるだろう」
キヨがそう話をまとめている間に、俺らは救出に行く準備をしていた。きっと戦闘になるだろうから各々武器を持ち、怪我をした時のために96猫から包帯やらを貰ってきた。
「って言うか、キヨも行くの？」
まふまふがキヨにそう聞く。キヨも腰に武器をぶら下げており、俺らと行く気満々な格好をしていた。
「あぁ、ちょっと気になる事もあるしな。一応騎士団長だし」
「気になる事？」
まふまふが聞き返すと、キヨは虚空を見つめる。何かを察したのか、まふまふはそれ以上聞かなかった。
「いよいよなんやな、うらさん」
「あぁ……」
坂田がいつにも増して緊張した面持ちでうらたくんに話しかけていた。うらたくんは手元に何やら緑色のネックレスを持っていた。それを祈るように胸元で握りしめると、ポケットへと仕舞っていた。
「佳代、無理するなよ」
「悟も、無理しないでね」
双子達はお互いの事を一番良く理解している。最初はAに突っかかっていた悟も、Aと一番仲のいい佳代も、Aの事が心配なのだろう。
「そらるさん、頑張りましょうね」
天月が俺にそう話しかけてきた。俺は天月と目を合わせると、力強く頷く。
「あぁ。作戦……開始だ」
【知られざる過去】Fin
ラッキー歌い手
うらたぬき
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神谷朱里(プロフ) - 嶺音さん» ただいまでーす！続きはお楽しみに(*´∀｀) (2019年6月1日 6時) (
レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - 絢乃さん» わーありがとうございます！ただいまです！ (2019年6月1日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
嶺音 - おおーーΣ(゜Д゜)いっぱい更新されてる！お帰りなさい。お疲れ様で〜す。続きが凄い気になる！頑張って下さい！！ (2019年5月31日 23時) (レス) id: feeb429954 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃(プロフ) - お帰りなさいです！テストお疲れ様です！ (2019年5月31日 23時) (レス) id: 2caae02809 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - 嶺音さん» ありがとうございます！頑張りますよぉぉお！！！(*ﾟ∀ﾟ) (2019年5月14日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱里 | 作成日時：2019年4月21日 20時
