5話 もう、嫌だ。 ページ6
Aside
なんなんだ、いったい。
何の用だとか、誰だとか、知り合いじゃないとか、まぁそりゃ知り合いとは言いたくないでしょうけど。
近づいてくる悪魔2は私に低い声で暇じゃないとか喋れとか言って来るし、ほんとうになんなんだ
『貴方たちが・・・・じゃ、、ないですか・・・・』
恐怖で声が小さくなる
フ「あ?」
私は意を決して声を荒げる
『貴方たちがっ!!!ここにこ来いって呼んだんでしょう?!?
い、いつものように呼んだんじゃない・・・・!!!』
そう、いつものように。
声を荒げて目をギュっと瞑る。
きっと殴られる。きっと罵倒される。きっとまた・・・
ア「あ・・・あの・・・人違い、では?」
フ「うぅ・・・なにぃ・・・?」
ジェ「僕たち、ずっとここモストロ・ラウンジで働いていたので、呼んでいないと思うのですが・・・」
『・・・何を企んでいるんですか?』
ジェ「企んでなど・・・・確かによく言われますが・・・・」
といいながら悪魔1を見詰める悪魔3
はぁ?なにを言い出すんだ。
しらばっくれるのもいい加減にしろよ。
拳が震え、爪が手のひらに食い込んでいく。
血が滲んできたとき
フ「ちょちょちょ、なになになに?!
いきなりそんな拳握んないでよ!!血ィでてるじゃぁん!!」
と私の拳をとる悪魔2
つい咄嗟にその手を振りほどき、怒りに任せてぶちまけた
『もう触らないで!!!
もう耐えられないの!!!なんなのよ全員してしらばっくれて、私を嗤ってるんでしょう?!
このあと酷いことをするくせに、また誰を使って陥れたり、遠まわしに陰湿なことをしたり、
そう、本当に陰湿!!最低!!こんなのが寮長をしているなんて、こんなのが周りに慕われているなんて、信じられない。
もう、嫌なの、お願いします。許してください。もう開放してください。今すぐに開放してくれるためなら、海にも帰ります。土にも還ります。だからもうやめてください。お願いします。一生のお願いです。』
私はその場にへたりこんでしまって、おでこを地面につけて彼らに願い請う。
3人の表情なんて見れる余裕がなかった。
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心音ユイ(プロフ) - れさん» あぐぅ・・・ありがとうございます・・・更新が遅かったりしますがよろしくお願いします!!チュキデス (2020年6月28日 21時) (レス) id: b6551fdc02 (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - うっ、、ものすごく好きです、、、これからも楽しみにしてます!頑張ってください、、!スキデス (2020年6月27日 15時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - はまぐりさん» もぐもぐしてくださりありがとうございます…!!これからも美味しいおかずを提供させていただきますねっっ!!! (2020年6月26日 9時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり - どんな展開になっても美味しく読める…続き待ってます!!! (2020年6月24日 4時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - スッッキリィィィィ!さん» んぎぃありがとうございますっっっ!!! (2020年6月23日 22時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:心音ユイ | 作成日時:2020年6月13日 11時