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40話 保健室 ページ41

Aside



バッと音がしそうな勢いで目が覚め、体を起こした私



ユ「あっAちゃん!よかった、すぐに気がついて。」



『ユ、ウ・・・わたし、あの・・・・・」



ユ「いいんだよ、気が動転していると思うし、今はまだ休んでいて。」



ほら、横になって、と優しい手つきで私を横にさせるユウ


前にも、誰かにこうやって介抱されたことがあった気がする・・・



『ごめんなさい。いろんなことが頭に一気にやってきて、追いつけなくて、それで、本当に、ごめんなさい・・・・』



ユ「大丈夫、傍に僕たちがいてよかったよ。」



柔らかに笑う彼は、なんだか宿り木のような安心感さえもある


あれ、そういえば



『他の3人は・・・?』



ユ「あー・・・その、自分たちの姿を目に入れるだけでも、今は危険かもしれないと判断されて、今は中庭にいます。」


『そう・・・・』



そうやって、気遣いができるのだ、あの人たちは。本当は心の優しい人たちなのだ。


『・・・あの3人がいる前では話せないけど、ユウになら話せるから、簡単にあの人とのこと話すわね。』


ユ「あの人・・・・(レオナ先輩のことかな、大丈夫かなAちゃん)・・・いいよ、聞くよ。」



あの人には無理やりされることが多かった。恐らくあの人は本能的にそこに雌がいることから、そういったことに走りやすかったのではと思っているけれど。


一度何度もされて、終いには中に・・・ということがあった。そのせいで、私はアズールさんに避妊効果のある薬を作って欲しいとせがむことになった。


ア【あっははぁ♡貴方って人は、本当にだらしないですねぇ?よくも自分が唆しておいて、かわいそうなことができます。 人殺しと呼んであげましょうか?ふふっ・・・・】


あのあとには健全にモストロラウンジで働かされただけだったけど、今後一切何も頼みたくない。



ユ「・・・Aちゃん・・・・話してくれてありがとう。」


そういって彼は私の手を握る。


切なそうな目をして。


そんな顔をしてくれる人がいるなんて、私もまだ救われたものなのね。



-------------

お星様が赤くなっており・・・・ありがとうございます.˚‧º·(°இωஇ`°)‧º·˚.
ぜひこれからもよろしくしてやってください。おばあちゃんが喜びます((

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心音ユイ(プロフ) - れさん» あぐぅ・・・ありがとうございます・・・更新が遅かったりしますがよろしくお願いします!!チュキデス (2020年6月28日 21時) (レス) id: b6551fdc02 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - うっ、、ものすごく好きです、、、これからも楽しみにしてます!頑張ってください、、!スキデス (2020年6月27日 15時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - はまぐりさん» もぐもぐしてくださりありがとうございます…!!これからも美味しいおかずを提供させていただきますねっっ!!! (2020年6月26日 9時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり - どんな展開になっても美味しく読める…続き待ってます!!! (2020年6月24日 4時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - スッッキリィィィィ!さん» んぎぃありがとうございますっっっ!!! (2020年6月23日 22時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心音ユイ | 作成日時:2020年6月13日 11時

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