【ツイステ】あなたたちなんて大嫌い。【オクタヴィネル】

3話　貴方は一体 ページ4

アズールside


ジェ「・・・・アズール、お知り合いですか？」

ア「そんなわけないでしょう。この(グズでノロマなタコ野郎と罵られた)僕に女性の知り合いがいるとでも？しかも陸に。」

ジェ「あぁ、それは失礼しました(情け)」


こいつ・・・と拳を握りそうになるのを抑えて、まぁいいでしょうと呟く。


フ「ねぇ、”お客様”じゃないのぉ？じゃあ何？誰になんの用事〜？」

そう言いながら女子生徒に近づくフロイド。

彼女は1歩後ろに下がって小さく悲鳴を上げる。

何をそんなに怯えているのか・・・まぁ、初対面で190cmの男子が寄ってきたら多少恐怖はするでしょうが。


フ「ねーーーえ。

俺さぁ、そんなに暇じゃないからだんまりされてもウザいだけなんだけど。喋ってくれる？」


声のトーンが一気に下がるフロイド。

いけませんね。気分屋の欠点が出てきている。


『貴方たちが・・・・じゃ、、ないですか・・・・』

フ「あ？」


彼女は涙目になっている目をフロイドや僕たちに向け


『貴方たちがっ！！！ここにこ来いって呼んだんでしょう？！？』


と叫んだ。

全く心当たりがないのだが、もっと心当たりのない言葉が続けられる


『い、いつものように呼んだんじゃない・・・・！！！』


ア「いつもの、ように・・・？」

困惑する僕。


彼女を目の前にするフロイドも目をぱちくりさせている。

ジェイドに目をやると「いや、僕も全く何がなにやら・・・」という表情で見返してくる。


じゃあ、一体なにがなんだと？

4話　行きたくない→←2話　その姿は

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す