【ツイステ】あなたたちなんて大嫌い。【オクタヴィネル】

28話　悪魔 ページ29

Aside



なんだかんだ言いながらパンを食べ進め、フロイドさんとジェイドさんからパンを半分もらい、私のパンも少しとられるなんてことをしていた



フ「ところでさーぁ？

俺ずっと気になってたんだけど。」



パンを食べ終わったフロイドさんが、一緒に買ったジュースを飲みながら言う


紙パックのジュースが音をたてる



フ「携帯に電話がきたとき、「悪魔2」って書かれてたじゃん。」



あ、そこには気づかないでいてほしかった。



フ「んで、あっちの俺がめっちゃ怒りながら出てきたじゃん。



Aちゃんって、俺たちのこと悪魔って呼んでたの？」




その通りである。



私にあんなことをしておいて、悪魔じゃないだと？


悪魔からの呼び出しだなんて考えているうちに、アドレス帳の名前は「悪魔」になっていた




『う・・・そうよ・・・私にしたことを考えたら、そう呼ばれるのは仕方ないでしょう？


こっちのあなたたちには非がないのはわかっているから、そうは呼ばないけれど・・・』



ちなみに、悪魔1がアズールさん。彼らの司令塔みたいなもので、ボスみたいな感じだから。


悪魔2はフロイドさん。主に私に危害を加えてくるのがこいつだったから。物理的が一番心にも体にも響く。


悪魔3はジェイドさん。精神的に危害を加えてくるから。物理的なほうが怖いので3番だった。




ジェ「あっち僕たちは、その呼び方を許していたんですか？」



『認めている、になるのかしら・・・・スマホの画面を見られてしまった時には・・・それは、もう・・・・恐ろしい、笑顔だったし、最悪だったわよ・・・・』



私は俯いて顔を青くしていた。


その当時のことが、頭に蘇ってきたのだった。

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