26話 オンボロ寮生 ページ27
Aside
突然やってきた、知らない生徒と知らないモンスター
「あれ？そちらの女性は？」
『・・・・あなた誰？』
つい不躾に聞いてしまった。
だって、見たことないんだもの、こんなモンスターを連れた生徒
「えっえっと、ユウ、です。」
「俺様はグリム様なんだぞ！大魔法士になる予定なんだゾ〜！」
モンスターが何をいってるのか・・・・と思っているうちにアズールさんが私の説明をする。
『・・・Aよ。よろしく・・・あなた寮は？』
この感じだと、同じオクタヴィネルじゃなさそうよね
じゃあ、綺麗な顔立ちもしているし、ポムフィオーレ？
いや、あのプロモデルがモンスターの立ち入りを許すとは思えない。
そんなことを考えていたら
ユ「自分、魔法が使えなくって・・・今はオンボロ寮生として暮らさせてもらってます。」
なんて言い出すから
『オ、オンボロ寮！？あそこ、人住んでたの？！』
つい大きな声が出てしまった
『だって、あそこ人が住んでいなかったじゃない！いつから・・・』
ユ「え？！えっ、えっと、自分が入学してから・・・です・・・・」
この子は一年
だったら、結構経ってるのになぜ私は知らないんだろう
ア「・・・まさか・・・」
アズールさんが何か呟くので、そちらを見てしまう
ア「あっ、いや・・・まさかとは思うのですが、Aさんの世界には、監督生さんはいなかったのでは？」
え？世界？
どうゆうことなんだゾ？
困惑する二人にはジェイドさんとフロイドさんが「こちらの話です」「さっさとパン買っておいでよ〜」なんて言っている
アズールさんからは、今年の一年生の入学式の騒動や、その後のリドル・ローズハート、レオナ・キングスカラーと、気まずそうに自分の名をあげて、オーバーブロットした件を聞かされる
あげられた名前についてはとりあえず置いておくとして、誰かがオーバーブロットしたなんて聞いたことがない
『今年の一年生の入学式は、いつもどおり普通に終わったはず・・・』
私の知っているNRCが男子校であるように、平行していない部分があるのだ
ならば
『この世界に、私はいたのかしら。』
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心音ユイ(プロフ) - れさん» あぐぅ・・・ありがとうございます・・・更新が遅かったりしますがよろしくお願いします！！ﾁｭｷﾃﾞｽ (2020年6月28日 21時) (
レス) id: b6551fdc02 (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - うっ、、ものすごく好きです、、、これからも楽しみにしてます！頑張ってください、、！ｽｷﾃﾞｽ (2020年6月27日 15時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - はまぐりさん» もぐもぐしてくださりありがとうございます…!!これからも美味しいおかずを提供させていただきますねっっ!!! (2020年6月26日 9時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり - どんな展開になっても美味しく読める…続き待ってます！！！ (2020年6月24日 4時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - ｽｯｯｷﾘｨｨｨｨ！さん» んぎぃありがとうございますっっっ!!! (2020年6月23日 22時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心音ユイ | 作成日時：2020年6月13日 11時
