15話 証明 ページ16
アズールside
プチプチとブレザーのボタンを外し始めるAさん
一体なぜ？！？と3人で焦っていると、ブレザーのボタンを全て外し、ぐいっと片手でブレザーの片側を広げる
これは・・・・
『この、色のブレザー、わかるでしょう？
オクタヴィネル寮生よ。』
なんと、彼女がオクタヴィネル寮生・・・・・？
では・・・・
『・・・私は、
クラゲの人魚なの。』
ジェ「クラゲ・・・・」
フ「は、初めて見た・・・・」
ア「・・・クラゲ、クラゲの人魚は水面近くによくいるため、短命なはず・・・」
そう、クラゲは僕たちタコやウツボと違って、水面近くにいるため日の光を浴びやすい
もちろん皮膚に害がないような体の作りになっていると聞くが、その分長い間生きることはできないと聞く。
『そうね。
私は普通のクラゲとは違って、そこまで水面のほうには住んでいなかったの。
大体300か350mくらい下で漂っていたわ・・・。』
彼女は少し口を結び、フロイド、ジェイドを交互にみる
二人も疑問符を浮かべていたが、彼女はなんでもないというように首を振る
『で、質問って一体なに。』
ア「あ、あぁ・・・そうでした。
あなた、この学園に女子生徒の友人は・・・いる、もしくはいましたか？」
『！！・・・・・。』
僕をきっと睨む彼女
そうでしょう。先ほど彼女の口から今までのことを聞いたように、その友人たちは僕たちが奪ったとのこと。睨まれるのも仕方がないようです。
『・・・いたわよ。
同室の子も、同じクラスの子も、もういなくなったけど・・・・』
ア「・・・・Aさん、少し見せたいものがあります。
こちらへ来てもらえますか？」
僕はソファから立ち上がってモストロ・ラウンジを出る。
彼女も、フロイドやジェイドも一緒についてくる。
ア「この物陰に隠れましょうか。
そろそろ部活帰りの脳筋寮生たちが戻ってくる時間帯です。
いつも遅めに帰ってくる寮生がいるんですが、その様子をご覧いただけますか？」
『？？・・・わかったわ・・・。』
4人で物陰に息を潜めながら、鏡から寮生が出てくるのを待つ
ほどなくして、鏡が光だし、汗だくの寮生や土埃を被った寮生がやってくる。
4人・・・7人・・・・
そろそろ12人が過ぎていった。そろそろか。
彼女は、僕が言いたかったことを理解したようだった。
僕は仮説を確立することに成功した。
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心音ユイ(プロフ) - れさん» あぐぅ・・・ありがとうございます・・・更新が遅かったりしますがよろしくお願いします！！ﾁｭｷﾃﾞｽ (2020年6月28日 21時) (
レス) id: b6551fdc02 (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - うっ、、ものすごく好きです、、、これからも楽しみにしてます！頑張ってください、、！ｽｷﾃﾞｽ (2020年6月27日 15時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - はまぐりさん» もぐもぐしてくださりありがとうございます…!!これからも美味しいおかずを提供させていただきますねっっ!!! (2020年6月26日 9時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり - どんな展開になっても美味しく読める…続き待ってます！！！ (2020年6月24日 4時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - ｽｯｯｷﾘｨｨｨｨ！さん» んぎぃありがとうございますっっっ!!! (2020年6月23日 22時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心音ユイ | 作成日時：2020年6月13日 11時
