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12話 問う ページ13

Aside


全てを話した


いや、話させられた。



彼らの顔を見ることができない。

どうせ、自分たちが今までやってきたことに、そんなこともありましたねぇとか、懐かしいねぇ〜とか、またやりましょうか。なんて話すんでしょう?


聞きたくない、見たくない、もう何もしたくない。

目をつぶり続けていたが、あまりに沈黙が続くため、少しずつ、怯えながらも目を開いた



信じられない光景だった



脂汗を滲ませて目を白黒させる目の前のジェイド・リーチ

イヤリングを小さく揺らしながら下を向いたり、他の二人をみるフロイド・リーチ

目を見開き、私の体や床を交互に見、困惑するアズール・アーシェングロット




誰なのだ、この人たちは



ア「・・・・僕、たちは・・・・・」


ふいに立ち上がるアズール・アーシェングロット



ア「そんなこと、していない・・・・」



彼の発言と表情からは、嘘をついているようには見えなかった。



『じゃあ、私のこの傷は、この記憶は、一体どこで?』



私も目を見開き、目の前の事実に驚きながら問う


フ「お、俺・・・まだ、この体でそんな、交_尾とか、してねぇよ・・・・」


誰だよ、俺に似たやつとか、ジェイド以外いないじゃん・・・と若干震えて青ざめるフロイド・リーチ


ジェ「・・・・何も覚えていません。身に覚えが、本当にないんです・・・!」


信じてくれとでもゆうように必死な目をするジェイド・リーチ


少し前のめりになった彼の汗が、テーブルに落ちて弾ける




『なにが、どうなって・・・』












♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦



その場にいた4人全員が体を跳ねさせて驚く


音の正体は、私のスマホだった




隣のフロイド・リーチが少し寄ってきて画面を見てくる

私は特に拒絶もせず画面を見つめていた


だって



そこには〔悪魔2からの着信〕と表示されているのだから




フ「・・・悪魔2・・・?だれ、それ。」



私はゆっくり彼を見る







『・・・・あなた、です。』

13話 着信→←11話 真実



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心音ユイ(プロフ) - れさん» あぐぅ・・・ありがとうございます・・・更新が遅かったりしますがよろしくお願いします!!チュキデス (2020年6月28日 21時) (レス) id: b6551fdc02 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - うっ、、ものすごく好きです、、、これからも楽しみにしてます!頑張ってください、、!スキデス (2020年6月27日 15時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - はまぐりさん» もぐもぐしてくださりありがとうございます…!!これからも美味しいおかずを提供させていただきますねっっ!!! (2020年6月26日 9時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり - どんな展開になっても美味しく読める…続き待ってます!!! (2020年6月24日 4時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - スッッキリィィィィ!さん» んぎぃありがとうございますっっっ!!! (2020年6月23日 22時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心音ユイ | 作成日時:2020年6月13日 11時

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