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＿ ページ5
返事出来ずにイジェノは自分の教室に帰った
さっきから周りの目線が冷たい
こんな辛気臭いやつがイケメンと喋るな！って思ってそうな女子やこんなやついたっけって思ってそうな男子とか視線からひしひしと伝わってきてしんどくなる
ちょっとしたハプニングだったな、みんなすぐ忘れるはず
＿
いつも通り授業は終わって帰る時間
帰宅部のため本当はすぐに帰れるんだけど
『ごめん、チョンさんこれやってくれない？』
と先生に花の水やりを頼まれているため
毎日放課後花に水やりをしている
花は嫌いじゃないし、特にやることはないからそんなに気にしていない
たまにイタズラで花の花弁が抜かれてたり茎が曲がってたりする
今日はその日だった
こんなことしなくてもいいのに
可哀想だななんて思いながら花を見つめる
？「あ、Aさんだ」
ふと名前を呼ばれる
「ぁ、、、イジェノさん、、、」
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作者名：ナガオ | 作成日時：2023年8月3日 0時
