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ジェノくんと花壇に向かう
どうしよう、気まずい
jn「Aちゃん、今日もお疲れ様！」
天使みたいな笑顔私に笑いかけるジェノくん
あざといな、無意識だったら怖いよ
「ジ、ジェノ、くんも、おつかれ、、」
やっぱり上手に喋れなくて悲しくなる
jn「ありがとう」
それでもバカにせず聞いてくれるジェノくんは本当に出来すぎてると思うの
jn「俺、どこやればいいかな？」
真横にあるバンジーが咲いてる花壇を指で指す
じょうろ渡してなかった
「あの、、じょ、、」
そう言いかけた時に近くにあった石につまずいて転んでしまった
やばい、眼鏡が見当たらない
なにも見えない
人より何倍も目が悪い私からしたら眼鏡は命
手探りで探してると
jn「大丈夫？！」
なんて言ってる声が聞こえて顔をあげる
jn「、、、、、、はい、眼鏡」
「あ、ありがとう、、」
ジェノくんなんか顔が赤い気がする
気のせいかな
眼鏡下見られたの初めて、
jn「これからは俺の前でだけ眼鏡外してね。」
え、そんなに酷かったの私の顔
どうしよう、逃げたい
jn「可愛いから俺だけが見たい」
私の心を見透かしたかのようにジェノくんが言った
からかわれてる感じしかしない、信じれない
本当はドキドキしてるのにね
傷つきたくないから、本当の気持ちを隠してしまう
jn「俺もうすぐ部活始まるから行くね！また明日！」
そう早口で巻き上げて体育館の方に走っていく
言い逃げですかジェノくん
私は心臓が鳴りっぱなしなのに、
出会ってまだ3日も経ってないのに認めたくない
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作者名：ナガオ | 作成日時：2023年8月3日 0時
