青春たるもの!!【ハイキュー!!×HoneyWorks】

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好きになった瞬間。もっと好きになった日。
そして、その大切な日からもう1年経って、A先輩は今日卒業する。


山口 「ツッキ〜？！」


月島 「山口、泣きすぎ」


山口 「だって〜西谷さんや田中さんたちが〜」


月島 「それはそうだけどさ、」


僕だって…



やっぱり先輩達がいなくなるのは辛い。そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、電話の相手は


月島 「もしもし…『月島くん！カメラ持って体育館来て！』…切られた」


相変わらず先輩は強引だ。


体育館に行けば、


西谷 「明日から学校来れねぇのか〜」


A 『卒業する実感がわかないなね！』


__あなたとあなたの愛する人がいる


A 『あっ、月島くん来たね！山口くん達も来てくれたんだね？』


月島 「…なんで僕がカメラを？」


A 『前に撮ってもらった時、上手だったから！…だからお願いしてもいいかな？』


この人はずるい。


月島 「わかりました…」


A 『ありがとう！』


__最後の…最後の一枚


__“初恋”でした



A 『ほんとにありがとうね、月島くん。すごい上手に撮れてて感動だよ〜』


__Ah 僕が見てた景色を


月島 「あの…これあげます。」


A 『？！なに？！』


__あなたにあげるよ 写真に込めて



月島 「前に撮った写真とか、部室にあった写真とか色々を…」


山口 「俺たちでアルバムにしたんです！ねぇ〜ツッキー！」


月島 「割り込んでこないで、」


A 『えぇ…マジですか』


月島 「どうぞ、」


A 『ありがとう……』



笑顔と泣きそうな顔で開く、アルバム。その中には、僕が羨む写真ばかりだった。たけど、A先輩はあの人の横が一番幸せそうだ。



月島 「ご卒業、おめでとうございます…」


__Ah 僕の言葉で笑う


A 『あっ、せっかくだし今このメンバーで写真撮っておこうよ！ね、夕達も良いでしょ？』


西谷 「おう！」

田中 「日向、ポーズ決めようぜ！」

日向 「ウッス！」



A 『ほらほらー、月島くん！早く撮ろう！カメラは……固定して時間差とかで…』


月島 「はい」


この時間が楽して、ただ嬉しくて、


__けど本当は…



A  『じゃあ、撮り終わったしここでお別れかなぁ…月島くん達！今日はありがとう！』



__あぁここにしまっておくよ


__芽生えた想い きみは知らない


月島 「さよなら、A先輩…」

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