青春たるもの!!【ハイキュー!!×HoneyWorks】

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__写真増えていく


どうしてか分からないが、部室で2年生の写真を見ることになった。


谷地 「西谷さん達って、仲がいいんですね！すごい沢山写真があります！」


月島 「写りすぎでしょ」


田中 「まぁな、目立つからな！俺！」


山口 「まさか、こんなに沢山の写真に写るなんて…スゴい」


西谷 「だろ〜？今日なんか知らねぇけど、写真もらってさ！」


なんで貰ったんだよ…って思ったが写りすぎてるから記念とか？どうでもいいか。


田中 「それにしても、西谷はAとの写りが多いよなぁ」


縁下 「確かに、そろそろ西谷も…」


西谷 「おい、龍！力！」



顔を真っ赤にして、逃げる2人を追いかける西谷さん。A先輩を好きなのはバレバレで、



月島 「っ、」


胸が痛い。写真に写る、西谷さんとA先輩。僕の知らないあなた知ってしまった。


＊


__Ah 僕が見てた世界は


月島 「…写真に付き合ってくれてありがとうございました」


A 『いいよ、いいよ！』


__あなたの笑顔で色付いたんだ


A 『夕がよく写真を撮りたがるから、こう言うのは慣れてるんだよ！』


月島 「…っ、そうデスカ」



あぁ、まただ。A先輩に気付いてほしい。僕のことも考えて欲しい。なんて、


__レンズ越しではただ眩しくて


＊＊＊


山口 「ちょっと俺、飲み物買ってくるね！ツッキーなんかほしいものある？」


月島 「いいよ、僕まだ残ってるし、」


山口 「分かった！」


いちいち報告しなくてもいいのに…なんて部活の休憩で疲れた身体を休めていると、


A 『あれ？月島くん！一人？』


月島 「っ？！」


A 『あっ、ごめん驚かせちゃった？』


急に後ろから僕の名前を呼ぶ声。その正体は僕の初恋の人で、


月島 「急にくるとびっくりします。やめてください」


A 『ごめん、ごめん！』


もっと優しい反応は出来ないのかと、自分でも思う。でもこれが、僕の精一杯。彼女とは、ほぼほぼ初対面に近いし、しかも年上。

だからこの時に話したのが、またもに話した初めての会話だ。


A 『あっ、月島くん…』


月島 「な、なんですか？」


急にじっと見つめられる。恥ずかしい…


A 『眼鏡貸して？』


月島 「えっ、ちょっ！」


A 『ふむふむ、月島くんにはこんな世界が見えてるんだね！』


月島 「っ！？」


＊

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