父を探して ページ8
私はまず、周りの人達[魂?]に聞いてまわる事にした。取り敢えず、私の覚えてる範囲で聞き込みをしてみる。けれど…
男:背の高い男ってだけじゃねぇ…
女:美男子?うーん…ここらじゃ見かけないねぇ
男:子供が好きか…。ここは子供は少ないから分からないな
女:ここじゃ刀はご法度だよ!刀の力量なんて知らないよ!
と、散々な結果に…。
貴方:はぁ…見つからないや…
大和:言ったでしょ?ここには何百何千の魂があるんだ。そう簡単に見つかる方がある意味驚きなんだよ。
貴方:そう…ですよね…
やっぱり、会うのは難しいのかな…。と思ったその時、浅葱色の羽織が視界に映った。今のは…1度だけ見た事がある、新選組の羽織!もしかして…お父さん⁉︎
貴方:待って!
そう思ったら、私はあの羽織を追いかけていた。走って、走って…。例えお父さんじゃ無くとも、話ぐらいなら聞けるかも知れない!その思いで、私は必死に後を追った。
大和さんに、離れるなと言われたことを忘れて…
………………………………………………………
*大和side*
大和:あれ、純礼ちゃん⁉︎ 嘘、はぐれちゃった…⁉︎
上総介が誤って連れて来てしまった女の子。その子を現世に返す為、船着場を目指していたのに…。あの子は僕の言ったことを忘れて、離れてしまった。
大和:参ったなぁ…!この時間じゃ、あいつらが動き始める頃だって言うのに…!
僕は純礼ちゃんを探すため、元来た道を引き返した。
46人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かりんとう(プロフ) - う、うわぁぁぁ!!!!なんですかこれ!!!こんなの、こんなの泣くしかないじゃないですかあ!!!!検索の奥のページまで見に来てよかった← (2018年11月13日 0時) (レス) id: b09f89d760 (このIDを非表示/違反報告)
お米ちゃん - 最高です!こんなに感動できる作品が書ける作者さんは凄いです(о´∀`о) (2016年10月25日 19時) (レス) id: 7f5cca34a9 (このIDを非表示/違反報告)
薄夜 - とても面白くて、感動しました。私も皆さんと同じく泣きました。小説見て泣いたのは何年ぶりでしょうか。特に、総司の娘ということが良かったです! (2015年9月20日 2時) (レス) id: b881695c4e (このIDを非表示/違反報告)
真由 - すごくよかったです!泣けました。゜(´⊃ω⊂`)゜。 (2015年7月13日 21時) (レス) id: 92a0df771a (このIDを非表示/違反報告)
風花 氷雪(プロフ) - soccer♪さん» はわわ…!そう言って頂けて嬉しいです!読んで下さりありがとうございました!コメントもありがとうございます!励みにさせて頂きます! (2015年2月23日 0時) (レス) id: a823bf8299 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:風花 氷雪 | 作成日時:2015年1月16日 20時