３年Ａ組 ―今から皆さんは人質です―

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『ねぇ、皆どうしたの？』




少し寝て起きた時には皆天井を睨みつけていた








甲斐「あいつ防犯カメラなんか付けていやがった」









うわ


用意周到だなーと思っていた時









柊「残念！聞こえちゃったなー！」






先生の楽しそうな声が聞こえてきた



『え？なに？』




諏訪「どうせ隠してたスマホでもバレたんでしょ」








それから10分位たって

3人は戻ってきた



若林「くっそー！もう少しで助け呼べたのに！」




宇佐美「ほらね笑」



『(なるほど、2台目という手もあるのか)』




『あ！』






諏訪「どーしたの？」







『唯月、香帆やばい、うち2台目あるんだった』








宇佐美「え!?じゃあ今のうちに…」






スマホを取り出そうとしたその時









ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ









おい、なんてタイミングだよ……








柊「ざんねーん！そっちもかー！」









あぁ








バレた

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