1度の間違い。

Believe ページ1

「お前また約束破ったやろ？」


『ごめんなさい、仕事の事聞かれて』


「無視すればええやん。
そんなに俺を怒らせたいんか？ん？」


『ごめんなさい』


「仕事辞めてええ言うてるのになんで
辞めないん？」


『誇りを持ってやってる仕事だから
辞めたくない！可笑しいことなの？』


「どうせ男やろ？」


『違う！本当に「俺のこと好きならそんなんやめてくれるよな？」』


『ふざけないで！廉に縛られるのはもう充分
なの。さよなら。』


「おい！」


私は叫ぶ彼氏を無視して、財布とスマホだけ
持って家を飛び出した。

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