私は生徒会全員の攻略キャラ...！？【wrwrd】

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今日私は生徒会の仕事で書庫点検をしている
皆さんお察しの通り、エミさんと一緒にだ

『エミさーん！こっち青テの本全部あったよー！』

em「わかりました！ありがとうございます！」

『いやいやお安い御用よなんのなんの』

em「本当に女子なんですか...？」

『え、何をいまさら感』

em「いやぁまだ実感がわかないというかなんというか」

『ま、今までと変わらんと思うけどな！』

em「そうなんですかね...?」

『どしたん?』

em「いやいろいろ買えなくちゃいけないこともあるんだろうとは思っているんですよね」

『そんなにあるかなぁ』

em「男子か女子かってめちゃくちゃ違いますからね！？」

『まぁ、それはそうだとは思うけど...』

em「今、実際思いついてはいないんですけど」

『顔見る限りそうなんやろうなぁって思ったけど』

em「あ、せっかくですし一旦休憩にしましょう！」

『お、ちょうど疲れも来てたからなぁ』

em「ならなおさらですね」




休憩に入るや否や、エミさんは本を読みだす
エミさんは本当に読書家だな

なんて思いながら太陽の光が差し込む中、
疲れていた私は眠ってしまった



ハッと起きたときにはし夕焼けになりかけているような時間帯で

『しまった...ごめんエミさん！めっちゃ寝てた！』

em「いえいえ！寝顔でも綺麗なんですねｗ」



シラフでこういうこと言えるエミさんはすごいと思う
素直に人を褒められるとか、羨ましいなぁ

em「もうそろそろノルマは終わりそうですから、帰る準備しておいてくださいね！」

『えぇ...この小さな本棚一個分とはいえ、そこそこかかるでしょう？』

em「そんなことないです！」

『嘘つかんといて？多分30分はかかるやろ、今までのペース的に』

em「大丈夫ですって」

『とりま私が嫌やから手伝う』

em「あ、ありがとうございます...?」

『そこは素直にありがとうでええやん！』

em「ありがとうございますぅー！！」

『元気やねぇｗｗ』



そんな会話をしているときにだ



グラグラっ...



小さめの地震が起きた


震度3くらいだろうか





少し驚いたがたいしたことないなと思ってエミさんを見てみると


エミさんが立っている目の前の例の本棚...

留め具がついていない！？



図書委員が毎度倒れないよう耐震の留め具をつけているはずなのだが
新しいからなのか何なのか留め具がついていないから不安定...！
整理中は重心も傾く...!


エミさんが危ない！！!



私は無意識にエミさんの方へ走っていた

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