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「ね、徹。」



「なに?」



「なんでもない。」



「A。」



「なに?あ、あたしの真似?」



「俺ね、最低だ。」



「ど、したの。いきなり。」



「俺さ、他の子に手出しちゃった。」



「Aと別れるまでは他の子に手出さないって決めてたのに。ごめん。」



「そんくらい。大丈夫。だから辛そうな顔しないでよ。」



「ううん。俺もうAとは無理。あのこに手出しちゃったから。」



「なんで?私には手を出してないから?そのこじゃないとダメなの?」



「Aには手出せないよ。」



「私じゃダメなの? もう好きじゃないの? 二度と逢えないの?
そのこがいいの?なんでなの?」



「どうして何も言ってくれないの……?嘘じゃないの?」



「……うん。ほんと。Aよりいいよ。」



「私も頑張るよ。だからどこにも行かないで。その子のところには行かないで。」



「私はまだ徹を感じれてない。なんでその子の方がいいの?」



「バイバイ。」



強い君が震えてた。泣きながら。しがみついて。

低→←は



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設定タグ:ハイキュー , 及川徹 , シリアス   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:飛田梨花 | 作成日時:2019年3月25日 15時

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