目指せ好感度MAX!!【ジョジョの奇妙な冒険】

好感度2 ページ4

自分の今ある状況を考えていると

ﾃｨﾛﾝ〜♪
とゲーム音のようなものがなり



先程までザワザワとしていた周りの音がなくなった
顔を上にあげると全てのものが静止していた


『世界(ザ・ワールド)？？？』
『この世界軸って第3部なのか？？？？』
と頭にハテナが飛び回っていると



【A様は7歳の頃の身体でございます】

【そしてストーリーは第1部(ファントムブラッド)です】



目の前に文字が現れる
それに触れようとするが触れれない



てか7歳？？？いや普通に生きていけないやん
死亡のお知らせが鳴り響いてるよ

その気持ちを察したのか



【このステージをクリアするため】

【波紋が授けられます】

【”チュートリアルなされますか？”】





『する！』と応えると
身体が動き呼吸法が変わり近くの草に触れると一気に成長し花が咲く

『え！すげぇー波紋だぁあ！』と興奮していたら




【チュートリアルを終わらせていだきます】

【最後に贈り物です”動体視力”です】

【それでは目指せ好感度MAX！】





と言うのと同時に世界が動き出した
「あなた大丈夫？親御さんは？」とさっきまで話してた女性が言う


『もう大丈夫』と笑顔で言い私はあの場所に向かう
後ろから私を止める声が聞こえだが無視してそのまま突き進む




先程の揉めていた所に出る

ガタイのいい男は木片で痩せた人を叩いていた
「おい！亀みてぇに丸まってんじゃあねえよ！」


と罵りながら叩きづける
それに対し「すみません、すみません……」と謝り続ける痩せた人、身体は見るからにボロボロだった



周りは助けもしないが哀れな目でこちらを見ていた




私はガタイのいい男と痩せた男の間に割って入り
『ストぉーーーーップ！！！』と大声でいい痩せた人を庇うようにして手を大きく広げガタイのいい人を見上げる



木片を持った手が止まり
「どきな嬢ちゃん俺はそいつを罰してるとこなんだからよお！」と言う


『いやだ！』


「何だって？ガキだから手を出さないと思ってんじゃねえよ？」と胸ぐらを掴まれ持ち上げられる



『何したかは知らないけど謝ってんだから、ここまでする必要ないでしょ』
『許してあげなよ大人気ない』



「はあ〜？こいつはパンを盗んだんだぜ」
「ここで何も罰せず見逃したら次もやるだろ？だから次はやらねぇように身体に覚えさせてんだよ」

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